ハンター・バレーのおすすめグルメスポット8選
外食はハンター・バレー訪問のメイン・イベントです。以下のレストランは「絶対試してみるべきリスト」への追加をおすすめします。
原文:ウテ・ジュンカー
シドニーから北へ2時間強のハンター・バレー(Hunter Valley)に向かうなら、必ずお腹を空かせていきましょう。ここは有名なワイン産地ですが、素晴らしいレストランでも知られています。歴史的な建物での正統派ディナーから、素朴でシックな店でシェアする料理まで幅が広いのです。この地域はゆったりとした田舎の雰囲気で知られているかもしれませんが、洗練されたスイーツが好きな人のための、優雅なデザート・バーもあります。
ビストロ・モリネス(Bistro Molines)、マウント・ビュー(Mount View)
ハンター・バレーのダイニング・シーン成立に最も貢献したのは、40年以上前にここにレストランをオープンしたロバート・モリネス(Robert Molines)氏でしょう。多くの人々が引退する年齢になっても彼は新しいレストラン、ビストロ・モリネス(Bistro Molines)を開店し、意気軒高です。このレストランは彼のルーツである南仏プロバンス地方のショーケースです。地域の最高の景色を楽しみながら、「マスタードとオリーブを添えたウサギ」や「牛肉のショートリブの赤ワインソース煮込み」に舌鼓を打ちましょう。胃袋には、今まで見た中で一番美しいチーズの盛り合わせを食べる余裕を残しておきましょう。
EXP レストラン(EXP Restaurant)、ポコルビン(Pokolbin)
シェフのフランク・フォークナー(Frank Fawkner)氏が率いるEXP レストラン(EXP Restaurant)は、ハンター・バレーで最も冒険的な食事を提供しています。5品コースか8品コースどちらを選んでも、驚きが期待できます。焼きたてのパンに合うハーブ・バターを作るために、ハーブを挽くように依頼されることもあります。フォークナー氏は料理にさまざまな風味をたっぷり添えることで知れています。「カリフラワーとペンガーナ(Pyengana)チェダーのブラック・ガーリック・リゾット」や、「とんでもなく蜂蜜に浸ったブルーチーズのカスタードが入ったブリオッシュ」をお試しください。
ミューズ・レストラン(Muse Restaurant)、ポコルビン
ハンター・バレーで最新式のワイナリーの一つであるハンガーフォード・ヒル(Hungerford Hill)は、シェフのトロイ・ローデス-ブラウン(Troy Rhoades-Brown)氏の洗練された料理にふさわしい場所です。ここのミューズ・レストラン(Muse Restaurant)では世界のさまざまな料理から着想を得たメニューをお楽しみいただけます。ローデス-ブラウン氏は、チキンのテリーヌなど、素朴な定番料理を新しい形に更新するのが得意ですが、「イカとキング・ブラウン・マッシュルームのヌードルの酒、みそ、ゆず風味」など、革新的な料理で有名です。5品からなるテイスティング・コースメニューがおすすめです。
ミューズ・キッチン(Muse Kitchen)、ポコルビン
一部のシェフにとっては、ハンター・バレーの最高のレストランの1つを経営するだけで十分な挑戦でしょう。シェフのトロイ・ローデス-ブラウン氏はそれでは飽き足らないのです。キース・タロック・ワイン(Keith Tulloch Wine)にある彼の2番目の店、ミューズ・キッチン(Muse Kitchen)では、厳選された食材をふんだんに使った、よりカジュアルな料理が楽しめます。お腹がすいている人には、「和牛のビーフ・パイ」(2人でシェアする量です)が人気を博しています。軽食の場合、「スモーク・ポーク・ホックとグリュイエール・チーズのトースト」は外せません。
サーカ 1876(Circa 1876)、ポコルビン
日曜日のランチにぴったりのレストランを想像してみてください。そのイメージは、不思議なくらいサーカ 1876(Circa 1876)に似ているかもしれません。サーカ 1876は生い茂る自家菜園を見渡す、歴史あるコテージにあります。ほっとするような田舎のおなじみの料理を洗練された調理法で仕上げており、空腹具合によって2~7品のコースのいずれかを選択できます。
ゴールドフィッシュ・バー & キッチン(Goldfish Bar & Kitchen)、ポコルビン
ゴールドフィッシュ・バー & キッチン(Goldfish Bar&Kitchen)には、革張りのブースと素晴らしいカクテルがある一方、屋外の席とクラフト・ビールもあるので、その日の気分に合わせて楽しむことができます。ここは薄くてクリスピーなクラストのピザが有名ですが、「子羊の肩とじゃがいもの煮込み」も試す価値は十分あります。シェアプレートのメニューは、「カンガルーのタルタルステーキ」や美味しい「丸ごとベビー・バラマンディ」など、他にもたくさんの種類があります。
マーガン・レストラン、ブローク
マーガン・レストラン(Margan Restaurant)では、食事を始める前に4,000平方メートルの自家菜園を散策してみましょう。料理がより味わい深くなる最高の方法です。牧場直送の素材を使うレストランの先駆者であるリサとアンドリュー・マーガン(Lisa and Andrew Margan)は、独自の野菜を栽培することに加えて、自らオリーブと蜂蜜を生産し、鶏と子羊を育てています。彼らの素晴らしい食材は、絶えず変化する季節の料理の中に顕著に表れています。
サボア・イン・ザ・ハンター(Sabor in the Hunter)、ポコルビン
大人気のデザート・バー、サボア・イン・ザ・ハンター(Sabor in the Hunter)はランブロック・エステイト(Lambloch Estate)の絵画のように美しいブドウ畑の中にあります。スイーツ好きが毎日ここに通い詰めるのは、スコーンやスフレ、チョコレートや梨のタルトにいたるまで、多様なお菓子があるからです。究極の贅沢はテイスティング・プレートの1つで、甘いご馳走に耽溺してしまうため、心が弱い人には向いていません。