クイーンズランド州、ブリスベン
ブリスベンガイド
アボリジナルピープルが用いる名称:ミーエンジェン
太陽がまぶしいクイーンズランド州の州都ブリスベンでは、ゆったりと時間が流れる一方で都会のエネルギーも溢れています。この街では、ちょっとしたアドベンチャーも楽しめます。
ブリスベンでは、輝く太陽を存分に活かしたアウトドアが盛んです。屋外テラスでのダイニングや川沿いのピクニック、海岸からすぐに行ける島々や国立公園などを、思い浮かべてみてください。アウトドアだけでなく、ダイナミックな文化地区を訪れたり、多様な野生動物を見たりすることもできます。また、ゴールド・コーストやグレート・バリア・リーフといった有名な場所にもすぐに行けるブリスベンは、一度は必ず訪れてみたい目的地です。
ブリスベンは古代から先住民の言葉で「ミーエンジェン」と呼ばれており、この名前には、「青い睡蓮の場所」という意味が込められています。ブリスベンは、先住民のトゥラボー族とユゲラ族が太古の昔から生活を営んできた土地に築かれています。トゥラボー族とユゲラ族のカントリーは、北のエリムバ・クリークから南のローガン川まで、そして内陸部はモギルまで広がっています。思い出に残る各種ツアーや体験に参加して、ブリスベンのファースト・ネーション文化を探りましょう。
- ブリスベン中心地の伝統的な名称:ミーエンジェン
- 先住民:トゥラボー族とユゲラ族
- 伝統的な言語:ヤガラ語
- ヤガラ語の「グッデイ」:グルンバ・ビギ
ブリスベンへの行き方は簡単です。国内線と国際線の両方がブリスベン空港に直接乗り入れています。
- ブリスベン空港(BNE)は市内から17km離れた場所にあり、国際線と国内線が乗り入れています
- どちらの空港からでも、レンタカーやライドシェア、シャトルサービスを利用できます
ブリスベンに到着したら、すぐ市内観光に出かけられます。市内の公共交通機関は非常に充実しており、電車やバスだけでなく河川を移動するフェリーも利用できます。ブリスベンは、車でも徒歩でも移動しやすい都市です。ブリスベン観光のヒントを詳しく調べてみましょう。
ブリスベンは、「太陽が輝く州」クイーンズランド州の州都であることから想像できるように、気分が高揚する美しい天気を求めて多くの人が訪れる夏が繁忙期となります。夏には気温と湿度が上がるため、地元の人たちは海岸を訪れます。ブリスベンは亜熱帯気候なので、冬が非常に温暖で晴天の日が多く、気温が低くなり過ぎないというメリットがあります。実際、ブリスベンで一年に観測される晴天日の平均日数はなんと、261日となっています。
- 繁忙期:春と夏(11月~2月)
- 閑散期:冬(6月~8月)
- 必見ポイント:ブリスベンで行われるイベントとフェスティバルのカレンダー
ブリスベンの街では、多様なバリアフリーのニーズに対応できる設備や工夫が各所に取り入れられています。さまざまなバリアフリー対応の宿泊施設のほか、車椅子対応の体験や感覚特性をお持ちの方のためのアクティビティなどを楽しめます。
- 到着:ブリスベン空港(Brisbane Airport)には障がい(隠れた障がいを含む)を持つお客様のためのサポート・サービスがあり、空港内での移動などのお手伝いを提供しています。
- 移動手段:トランスリンク(TransLink)のウェブサイトでは市営の鉄道網に関する情報が提供されています。また、ブリスベン・シティ・カウンシルのバス(Brisbane City Council buses)はすべて低床で、車椅子用のスロープも用意されています。シティキャット(CityCat)のリバー・フェリーすべてと、ほとんどのフェリー・ターミナルも完全なバリアフリーとなっています。
- バリアフリー体験のハイライト:ホイール・オブ・ブリスベン(Wheel of Brisbane)では、車椅子の方やその他の障がいのある方に美しい眺めを楽しんでもらえるようにと、スタッフが素晴らしいサポートを提供しています。移動補助具をお使いの方は、ブリスベン・ホエール・ウォッチング(Brisbane Whale Watching)のクルーズに参加して、回遊中の巨大なクジラを観察することもできます。
- 役に立つ参考資料:チェンジング・プレイス(Changing Places)のウェブサイトには、設備の整ったバリアフリーのトイレが必要な方のための情報がまとめられています。旅行のアイディアを探すなら、バリアフリーの旅行ガイドを見てみましょう。