エスペランスガイド

ケープ・ル・グラン国立公園（Cape Le Grand National Park）にあるラッキー・ベイの砂浜は、オーストラリアで最も白いと言われています。野生のカンガルーもこの純白の砂浜が大好きです。日光浴をしながら、吸い込まれるようなターコイズブルーの海を背景に写真映えするポーズをとってくれます。ル・グラン・コースタル・トレイル（Le Grand Coastal Trail）からヘルファイア・ベイ（Hellfire Bay）に向かう壮大なトレッキング・ルートにも、是非トライしてみてください。

人里離れたミドル島（Middle Island）にあるヒリアー湖（Lake Hillier）は、驚くことに、天然の明るいピンク色を発する湖です。フライ・エスペランス（Fly Esperance）のフライトで、青い海の隣で輝くピンク・レイクを空から眺めましょう。このフライトの所要時間は80分となっており、ヒリアー湖以外にも、ケープ・ル・グラン国立公園やケープ・アリッド国立公園（Cape Arid National Park）といった見どころの上空を周遊します。

ウォーターフロントのレストラン、テイラー・セント・クオーターズ（Taylor St Quarters）はかつて病院兼ティールームとして利用されていた施設を活用しており、現在はエスプラネードのシックなレストラン＆バーとして営業しています。ヨットマリーナを見下ろすデッキで現代風オーストラリア料理をお楽しみください。気温が低めの日には、屋内席でゆっくりと過ごせます。

ウェスト・ビーチ（West Beach）からイレブン・マイル・ビーチ（11 Mile Beach）までの40kmを結ぶグレート・オーシャン・ドライブ（Great Ocean Drive）を進むと、波の高いサーフィン・ビーチや岩に囲まれた遊泳区域のラグーンが見えてきます。トワイライト・ビーチ（Twilight Beach）で休憩を兼ねて一泳ぎしたら、オブザーバトリー・ポイント（Observatory Point）の展望台に登ってみましょう。復路は塩湖を経由して行きましょう。

ラッキー・ベイ・ブリューイング（Lucky Bay Brewing）は、地元で栽培された穀物を使用してビールを醸造している施設で、屋内外に座席が準備されています。子供たちが屋外の遊具で遊ぶ様子を眺めながら、サンディ・フック・バーレー・ペールエール（Sandy Hook Barley Pale Ale）やロックダウン・ダーク・ラガー（Lockdown Dark Lager）をはじめとする各種銘柄を味わいましょう。ビールのお供には、窯焼きピザかナチョスがおススメです。

エスペランス・アイランド・クルーズ（Esperance Island Cruises）の半日ツアーに参加して、ルシェルシュ群島（Recherche Archipelago）に行ってみましょう。日光浴中のオーストラリアアシカやニュージーランドオットセイを眺めるうちに、ウミワシまでもひょっこり現れるかもしれません。ブルーヘブン・ビーチ（Blue Haven Beach）でシュノーケルする際は、人懐っこいイルカを探してみてください。

昔からこの地にあったタンカー桟橋（Tanker Jetty）に代わり、長さ415mのエスペランス桟橋（Esperance Jetty）が最近竣工しました。コーヒースタンドのコーヒー・キャット（Coffee Cat）でテイクアウトのコーヒーを買って、海に向かって長く伸びる桟橋を眺めましょう。ここではダイビング用のプラットフォームを見たり、歴史の紹介を読んだりできますが、釣りツアーを予約するのも一案です。

ケープ・ル・グラン国立公園にあるフレンチマン・ピーク（Frenchman Peak）はユニークな形が特徴で、1800年代のフランス軍の帽子を彷彿させると言われています。この山頂までのハイキングは往復3kmで勾配はかなり急ですが、コースからは海岸線と島の絶景が望めます。ただし、雨天時のハイキングは控えてください。

手付かずの静かな海岸線をたどりケープ・アリッド国立公園へ向かう日帰りロードトリップに出かけましょう。エスペランスから東へ約1.5時間のドライブです。トーマス川（Thomas River）が流れ込むリトルタゴン（Little Tagon）に広がる手付かずのビーチは、二輪駆動で走れます。活気あふれるカントリー・パブに行きたくなったら、コンディンガップ・タバーン（Condingup Tavern）に立ち寄ってみましょう。

ヘリスピリット（HeliSpirit）のダウンタウン発ツアーは、前浜の防波堤から飛び立ちます。ラッキー・ベイの美しいターコイズブルーの海と純白の砂浜を存分に眺めたら、ウッディー島（Woody Island）に向かいます。さらに、ミドル島でピンク色のヒリアー湖の近くに着陸してもらえます。

湾に沿って伸びるエスプラネード公園（Esplanade Park）では、あらゆる年齢の子供たちが遊んでいます。公園内にあるアドベンチャーランド・パーク（Adventureland Park）には、フライングフォックス、スケボーランプ、マウンテンバイク用トラック、ミニ鉄道、ミニゴルフがあります。ビーチにはサメ避けネットが設置されており、安全です。家族全員で思い切り楽しめる公園です。 

ウッディー島（Woody Island）はエスペランスから15km離れた場所にあります。この島は、エスペランス周辺で唯一ビジター向けの施設がある島です。ボートかヘリコプターで出かける日帰りツアーでは、ガイド付きエコウォークやシュノーケルがセットになっています。グランピング（高級キャンプ施設）を利用すれば、自然の中で贅沢なひと時を過ごせます。