
オーストラリア観光のおすすめスポットを10日間で周遊しよう!
オーストラリア観光の
シドニーの美しいハーバーやアウトバックにあるウルル(Uluru)の赤い砂、そしてグレート・バリア・リーフ(Great Barrier Reef)の色とりどりのサンゴ礁を巡る壮大な旅で、最高のオーストラリアを体験しましょう。
旅の概要
外せない体験
- シドニーのきらめくハーバーに魅了される
- オーストラリアの美しいアウトバックを満喫する
- グレート・バリア・リーフの素晴らしい自然の中を泳ぐ
1日目:シドニーのボンダイ・ビーチ
究極のオーストラリア旅行の出発地はシドニーです。陽の光が美しくきらめくハーバーやサーフィンスポットとして人気のビーチを訪れ、オープンエアのダイニングを楽しんだら、多様性に富む文化的な見どころを見学しましょう。
ボンダイで朝食を
シドニーっ子はアウトドアのライフスタイルで有名ですが、世界的に有名なボンダイ・ビーチ(Bondi Beach)ほど、地元の雰囲気を満喫できる場所はありません。コーヒーをテイクアウトして砂浜に座ったり、海辺のカフェで朝食をとったり。
オーシャンビューを満喫する
フィットネスに熱心な地元の人たちに混じって、ボンダイ・トゥ・クージー・コースタル・ウォーク(Bondi to Coogee Coastal Walk)を歩いてみましょう。崖の上に伸びる壮大なトレイルで、ボンダイ・ビーチの南端から近隣のタマラマ・ビーチ(Tamarama Beach)やブロンテ・ビーチ(Bronte Beach)まで曲がりくねりながら続いています。
海水のプールに飛び込む
ボンダイ・ビーチの南端には、有名なボンダイ・アイスバーグ(Bondi Icebergs)プールがあります。ここで泳いで(あるいは写真を撮って)みたりするのはいかがでしょう。水泳の後は、クラブのプールサイド・サウナでリフレッシュしましょう。
ボンダイの波でサーフィンにトライ
ボンダイ・ビーチのレッツゴー・サーフィン(Let's Go Surfing)では、あらゆるレベルの人を対象に、熱心なインストラクターがサーフィンのレッスンを行っています。グループレッスンでもプライベートレッスンでも、どちらかも選択でき、短時間で地元の人のようにボンダイの有名な波に挑戦できるようになります。
地元のデザインを見に行く
ボンダイのビーチフロント・プロムナードの裏通りにあるファッション・ブティックを見て回るのはいかがですか。その後、近くのショッピング街パディントン(Paddington)に向かい、カルチャー・スカウト(Culture Scouts)のウォーキング・ツアーに参加しましょう。オーストラリアで最も有名なデザイナーの旗艦店などを見て回ります。
パブの文化に浸る
パディントンの美しい並木道に沿って歩いていると、ロード・ダッドリー・ホテル(Lord Dudley Hotel)などの多くのパブを見かけるでしょう。その中のひとつで、ボリュームたっぷりの食事をとり、伝統的なディナーをお楽しみください。ここでは地元の常連客と、面白い「雑談」(オーストラリアのスラングではYarn(物語)といいます)も交わせるでしょう。
2日目:シドニー・ハーバー
世界的に有名な天然の水路であるシドニー・ハーバー(Sydney Harbour)には、シドニー・オペラ・ハウス(Sydney Opera House)が建ち、シドニー・ハーバー・ブリッジ(Sydney Harbour Bridge)が架かっています。また、周辺には、緑豊かな公園や美しいビーチ、長い歴史が息づく島などもあります。
世界の頂上にいる気分を味わう
早起きしてシドニー・ハーバー・ブリッジに登り、シティを一望する素晴らしい景観を望みます。ブリッジ・クライム(BridgeClimb)が行っている、ブラワ・アボリジナル・クライム・エクスペリエンス(Burrawa Aboriginal Climb Experience)に参加して、この地の伝統的所有者の視点からシドニー・ハーバーを見てみましょう。
シドニーの象徴に大接近
シドニー・オペラ・ハウスのガイド付きツアーに参加して、この独特の建築物に関する興味深い話に耳を傾けてみましょう。賑やかな舞台芸術の中心的存在であるオペラ・ハウス内部に入り、ホールや劇場の舞台裏を見学します。ツアーの後に舞台を鑑賞するのもおすすめです。
植民地時代の遺産に浸る
シドニーにおける、ヨーロッパ人の初の定住地区となった歴史あるロックス(The Rocks)を散策しましょう。週末には地元の職人がロックス・マーケット(The Rocks Markets)に店を開くので、ここならではのお土産を選ぶのもよいでしょう。
シドニーのアボリジナルピープルの歴史を学ぶ
ドリームタイム・サザンX(Dreamtime Southern X)のザ・ロックス・アボリジナル・ドリーミング・ツアー(イリ・ランジ)(The Rocks Aboriginal Dreaming Tour (Illi Langi))に参加して、オーストラリアのアボリジナル文化に浸ってください。この素晴らしいツアーでは、ドリームタイム(創造)の物語に耳を傾けたり、アボリジナルピープルの重要な遺跡を訪れたりします。
オーストラリアの主要な美術館のひとつを訪ねる
サーキュラー・キー(Circular Quay)にある現代美術館(Museum of Contemporary Art)では、アボリジナルピープルやトレス海峡諸島出身のアーティストの作品を含む、4,000点以上のオーストラリアのアート作品を常設展示しています。
ブッシュ・フードを味見
シドニー・オペラ・ハウス近く、ハーバーサイドにある王立植物園(Royal Botanic Garden)を巡るアボリジナル・ブッシュ・タッカー・ツアー(Aboriginal Bush Tucker Tour)では、土地の伝統的所有者から植物の活用法、工芸品、ブッシュ・フードについて学びながら、地元のアボリジナル文化に触れることができます。
オーシャン・ビーチでひと泳ぎする
サーキュラー・キーからフェリーに乗って、海辺のサバーブマンリー(Manly)に行ってみましょう。この場所はサーフィンができる砂浜のビーチで、海水浴、海岸沿いの遊歩道の散歩、ファッション・ブティック巡りなどにぴったりです。ビーチサイドのカフェで食事をしながらリラックスするのもおすすめです。
3日目:シドニーからブルー・マウンテンズへ
シドニーの西に広がるブルー・マウンテンズ国立公園(Blue Mountains National Park)は世界遺産に指定されており、公園内には魅力的な村々や大迫力の滝、高くそびえる崖、ブッシュウォーキング用のワイルドなコースが各所にあります。
ブルー・マウンテンズを快適に見て回る
ブルー・マウンテンズ国立公園のガイド付きラグジュアリーツアーで、時間を有効に使いましょう。シドニーを出発し、途中、フェザーデール・シドニー・ワイルドライフ・パーク(Featherdale Sydney Wildlife Park)に立ち寄るので、コアラやカンガルーなどにも会うことができます。
スリー・シスターズを眺める
ブルー・マウンテンズ最大の町カトゥーンバ(Katoomba)のメイン・ストリートにある数多くのカフェのひとつで、軽食やしっかりした食事を取ってリフレッシュしたら、神々しい奇岩群、スリー・シスターズ(Three Sisters)を眺めに行きましょう。
美しい風景の上空に浮かぶ
カトゥーンバ近くにあるシーニック・ワールド(Scenic World)のツアーを利用すると、世界で最も急勾配の旅客鉄道に乗って爽快な気分を味わう経験や、太古の渓谷の上空270mをガラス床のシーニック・スカイウェイ(Scenic Skyway)ケーブルカーで滑空する体験ができます。
ブルー・マウンテンズのアボリジナルピープルの物語を学ぶ
アボリジナル・ガイドのエヴァン・ヤナ・ムルと一緒に、アボリジナル・ブルー・マウンテンズ・ウォークアバウト・ツアー(Aboriginal Blue Mountains Walkabout tour)に参加しませんか。このツアーでは、地域で最も神聖な場所のいくつかを訪れ、古代のドリームタイムの物語を聞き、豊かな森の息吹きを感じることができます。
美しい山の村を訪問
ルーラ(Leura)は、趣のあるカフェやスタイリッシュなレストラン、アンティークショップやブティックなどが立ち並ぶ魅力的な村です。コンパクトにまとまった商店街を見て回った後は、このエリアにある素晴らしい庭園をいくつか散策しましょう。
シドニーに戻り一日を振り返る
シドニーに戻り、シティ周辺部にあるシドニーの隠れ家バーを探索する冒険に出かけましょう。街の裏通りや知る人ぞ知る通りを散策して、地元の人に人気の隠れたバーを発見しましょう。スティッチ・バー(Stitch Bar)はぜひ訪れたいバーのひとつです。
4日目:シドニーからアリス・スプリングスへ
シドニーからノーザンテリトリーの赤土の大地が広がるアウトバックの中心地、アリス・スプリングスへ向かいましょう。
アリス・スプリングスを知る
歩行者専用道路になっているトッド・モール(Todd Mall)を訪れて、アリス・スプリングスの記念にお気に入りのものを探しましょう。ショップやカフェのほか、ユートピア地域のアーティストの作品を集めたムバントゥア(Mbantua)など、アボリジナル・アート専門のギャラリーがあります。
砂漠のアートに出会う
ジャンピ・デザート・ウィーバーズ(Tjanpi Desert Weavers)で、中央砂漠(Central desert)と西部砂漠(Western desert)に住む女性たちが、自生する草を使って作ったジュエリーや彫刻、現代的なファイバー・アートをご覧ください。ジャンピとは、ピジャンジャジャラ(Pitjantjatjara)語で草を意味します。
中央オーストラリアのアートについて詳しく知る
アボリジナルピープルのアーティストによる作品と先住民以外のアーティストによる作品を1,000点以上所蔵している最大級のビジュアルアート施設、アラルーアン・アート・センター(Araluen Arts Centre)を訪問してみましょう。オーストラリアで最も有名な先住民アーティストの一人であるアルバート・ナマジラの作品も展示されています。
貴重な植物保護区を訪れる
町から徒歩20分のオリーブ・ピンク植物園(Olive Pink Botanic Garden)で、乾燥地帯の在来植物や木々が植えられたトレイルをたどれば、別世界に入り込むことができます。見学後は、園内の素朴な屋外レストランでランチはいかがでしょう。
カンガルーに大接近
カンガルー・サンクチュアリ(The Kangaroo Sanctuary)では、76ヘクタールの保護区で、親がいない赤ちゃんカンガルーはもちろん、成熟したカンガルーの面倒も見ています。日没時のガイド付きツアーに参加して、ここの住人である赤カンガルーに会いに行きましょう。オーストラリアならではの一生ものの体験です。
砂漠のレストランシーンに繰り出す
砂漠の空気が涼しくなる夜になったら、町のバーやレストランを訪れ、様々な文化をルーツに持つ料理を楽しんでください。アリス・スプリングスが新しいグルメスポットと呼ばれる理由がわかることでしょう。
5日目:アリス・スプリングスからウルルへ
アリス・スプリングスからウルルへは、車(または飛行機)で移動します。巨大な一枚岩のウルルは、オーストラリアを代表する名所であるだけでなく、限りなく神聖な場所として大切に守られています。
レッドセンターのツアーに参加する
エミュー・ラン(Emu Run)のような旅行会社のツアーに参加して、レッドセンター(Red Centre)で最も素晴らしい場所のいくつかを探索しましょう。象徴的な奇岩ウルルやパーム・バレー原生地域保護区(Palm Valley Wilderness Reserve)、息をのむようなキングス・キャニオン(Kings Canyon)を巡る日帰りまたは二日間のツアーがあります。
オーストラリアを代表するランドマークを訪れる
ウルルの見事な姿は一日中いつ見ても素晴らしいものですが、日の出と日没時は特に鮮やかです。変わっていく空の色がアウトバックの大地の色に映え、実に壮観な光景となります。
一枚岩を見上げる
アボリジナル・ガイドが案内するSEITアウトバック・オーストラリア(SEIT Outback Australia)のツアーに参加して、ウルルの文化的重要性について学びましょう。ガイドの案内で岩のふもとを回り、水場を訪ねたり、古代の壁画を見たり、この神秘的な地形にまつわる天地創造の物語を聞いたりします。
ドット・ペインティングを習う
マルク・アーツ(Maruku Arts)の地元アーティストが開催するドット・ペインティング体験(dot painting experience)に申し込んでみましょう。この組織は、この美しい地域の伝統的な管理者であるアナング族が所有する非営利のアート&クラフトの団体です。
ドローンで語られる古代の物語を見に行く
エアーズ・ロック・リゾート(Ayers Rock Resort)のウィンジリ・ウィル・サンセット・ディナー(Wintjiri Wiru Sunset Dinner)では、ウルル近くの夜空に1,000機以上のドローンの光でアナング族の先祖伝来の物語が描き出されます。空を見上げ神秘的な光景をお楽しみください。
豪華なテントで眠りにつく
グランピング施設のロンギチュード131°の原生地域でのラグジュアリー・キャンプ(Longitude 131° luxury wilderness camp)には、ウルルからカタ・ジュタ(Kata Tjuta.)までの何にも遮られない景色が楽しめる最高のロケーションに、15張りの豪華なテントがあります。
6日目:ウルルからカタ・ジュタへ
ウルルからカタ・ジュタへ車を走らせ、砂漠の中に悠然と佇むドーム形をした赤茶色の巨岩を見に行きましょう。大自然が生み出した圧巻の光景が目の前に広がります。
ウルルの大地で煌めくライトを見に行く
日の出に間に合うように早起きして、ウルルの色が日の光とともにみるみると変わる様子を見に行きましょう。ウルルのふもとをキラキラ輝く5万本の細長い電球で彩る絶賛のアートインスタレーション、フィールド・オブ・ライト(Field of Light)を巡るツアーが利用できます。
ドーム型の巨大な岩山の間を散策する
ウルルから西に車を走らせ、カタ・ジュタへ。カタ・ジュタには、36のドーム型の岩山が20平方キロメートルを超える範囲にわたり連なっています。初心者向けのウォルパ渓谷ウォーク(Walpa Gorge Walk)のほか、4時間のバレー・オブ・ザ・ウインド・ウォーク(Valley of the Winds Walk)に挑戦することもできます。
星空の下で食事を楽しみませんか?
エアーズ・ロック・リゾートで夢のようなタリ・ウィル・オープンエア・ダイニング体験(Tali Wiru open-air dining experience)をお楽しみください。日没時のシャンパンとカナッペに始まり、くつろいだ雰囲気の中で現地の食材を組み合わせた4コースのディナーと料理に合わせたワインをいただきます。
夜空をライトアップ
ウルルのナイト・アット・フィールド・オブ・ライト(A Night at Field of Light)体験で、ブッシュ・タッカーとオーストラリア産高級ワインのペアリングを楽しみましょう。エアーズ・ロック・リゾートが開催するサウンズ・オブ・サイレンス(Sounds of Silence)ディナーと光のインスタレーションの散策を組み合わせたプログラムです。
7日目:ウルルからブリスベンへ
クイーンズランド州の州都ブリスベンへ空路で向かいましょう。市内に川が流れるブリスベンは、芸術活動が盛んな場所としても有名です。
クロック・タワーに登る
ブリスベンの市役所を訪れ、魅力的なブリスベン博物館(Museum of Brisbane)が開催する境界を押し広げるインタラクティブなマルチメディア作品を見に行きましょう。次に、毎日行われているクロック・タワー・ツアー(Clock Tower Tours)に参加して、ここからしか見えないこの街の景色を楽しみましょう。
文化を求めてサウス地区へ
アートが盛んな区域、サウス・バンクで、ブリスベンの文化的ハイライトを楽しみましょう。ここには、クイーンズランド・アート・ギャラリー・オブ・モダン・アート(Queensland Art Gallery of Modern Art, QAGOMA)、クイーンズランド博物館(Queensland Museum)のほか、クイーンズランド・パフォーミング・アーツ・センター(Queensland Performing Arts Centre)の劇場やコンサート会場などがあります。
じっくりとショッピングを楽しむ
シティにほど近いトレンディなサバーブ、フォーティテュード・バレー(Fortitude Valley)にあるジェームス・ストリート区域(James Street precinct)に行って、オーストラリアを代表するファッション・デザイナーのブティックを見て回りましょう。このエリアにある高級感あふれるカフェやレストランで食事をするのもおすすめです。
パノラマと一体になる
マウント・クーサ(Mount Coot-tha)の展望台からは、ブリスベンの街並みやモートン・ベイ(Moreton Bay)の眺めを楽しむことができます。その後、ブッシュウォーキング・トレイルを下ったり、マウント・クーサのふもとにあるブリスベン植物園(Brisbane Botanic Gardens)を散策してみましょう。
ふかふかのコアラに会いに行く
リバークルーズで、世界初および最大規模のコアラの保護区、ローンパインコアラ保護区(Lone Pine Koala Sanctuary)へ。ここには、愛くるしいコアラのほか、ウォンバット、ハリモグラ、カンガルー、さらにはタスマニアン・デビルといった他の固有動物が住んでいます。
船着場でリラックス
ハワード・スミス・ワーブズ(Howard Smith Wharves)は、ブリスベンのストーリー・ブリッジ(Story Bridge)の鉄骨アーチの下に位置するダイニング&エンターテイメント地区です。川の景色を眺めながら、長いランチ、夕暮れの一杯、ゆったりとしたディナーを楽しむのに最適です。
先住民の芸術を鑑賞する
ファースト・アーティスト・エクセプショナル・インディジニアス・アート&ダイニング(First Artists: Exceptional Indigenous Art & Dining)の期間中は、アボリジナル・フレーバーを取り入れた美味しい食事を堪能したり、クイーンズランド・アート・ギャラリー・オブ・モダン・アートを先住民のキュレーターと一緒に見学したりしましょう。
8日目:ブリスベンからケアンズへ
ブリスベンから空路でケアンズへ向かいます。ケアンズは、グレート・バリア・リーフとデインツリー・レインフォレスト(Daintree Rainforest)へのゲートウェイです。
アイコニックなマーケットを訪ねる
ケアンズ中心部のラスティーズ・マーケット(Rusty's Markets)では、トロピカル・フルーツやブッシュ・タッカー、地元農園のコーヒーやスイーツを買うことができます。マーケットには、ハンドメイドのジュエリーや衣類、工芸品などを販売する露店も数多く並んでいます。
クロコダイルの上を滑空する
ケアンズズーム&ワイルドライフドーム(Cairns Zoom and Wildlife Dome)で、巨大なイリエワニがいる池の上をジップラインで滑り降りるエキサイティングな経験をしてみませんか。餌付けツアーに参加して固有種の鳥類を間近で見たり、コアラと一緒に写真を撮ったりしましょう。
熱帯雨林の中の村に行ってみる
ケアンズからスカイレール・レインフォレスト・ケーブルウェイ(Skyrail Rainforest Cableway)に乗って、山の中の特徴ある村キュランダ(Kuranda)へ。ケーブルカーに乗り、深い森の上を通り、途中の駅で小休止して緑豊かな熱帯雨林の中を歩いてみましょう。
熱帯雨林の伝統的所有者に敬意を払う
地元のアボリジナル・コミュニティと、世界最古の熱帯雨林であるデインツリー(Daintree)とのつながりを学んでみませんか。キュランダのレインフォレステーション・ネイチャー・パーク(Rainforestation Nature Park)にあるパマギリ・レインフォレスト・ウォークアバウト(Pamagirri Rainforest Walkabout)のツアーでは、森の中を歩きながら、原生地域から学んだ知識を教えてもらえます。
歴史ある列車に乗る
キュランダからケアンズに戻るときには、キュランダ・シーニック・レールウェイ(Kuranda Scenic Railway)を利用してみましょう。100年前の客車に乗って、険しいバロン渓谷(Barron Gorge)の滝や熱帯雨林を通り抜け、昔にタイムスリップしたような気分に浸ることができます。
9日目:ケアンズからグレート・バリア・リーフのクルーズへ
全長2,300kmのグレート・バリア・リーフには、サンゴ礁が数千か所に広がり、数百の島が浮かんでいます。
サンゴ礁に向かう
ケアンズのマリーナでは、半日や終日の観光やシュノーケリング・クルーズから、経験豊富なダイバー向けの冒険的なツアーまで、さまざまなグレート・バリア・リーフのツアー(Great Barrier Reef tours)を提供しています。
サンゴ礁にまつわる創造の物語を学ぶ
ドリームタイム・ダイブ&シュノーケル(Dreamtime Dive and Snorkel)クルーズに参加して、ブッシュ・タッカーを味わったり、伝統舞踊のパフォーマンスを鑑賞したり、先住民のシーレンジャーが語る創造の物語でグレート・バリア・リーフの別の一面を学んだりしましょう。
グリーン島を探検
ケアンズからグリーン島(Green Island)への日帰りツアーに参加して、手つかずのビーチに囲まれた自然のままの熱帯雨林が残るのどかなケイ(砂洲)を訪れましょう。岸から少し泳ぐだけで、色とりどりのサンゴ礁の庭が広がります。
フィッツロイ島で一日を過ごす
フィッツロイ・アイランド・アドベンチャーズ(Fitzroy Island Adventures)の高速カタマラン(双胴船)に乗って、フィッツロイ島へ移動しましょう。砂浜からシュノーケリングしたり、熱帯雨林のハイキングに出かけたり、展望台からの絶景を見に行ったりできるほか、ガラス底のボートでサンゴ礁をクルージングしたりして、一日中楽しめます。
サンゴ礁と熱帯雨林の上空を飛行
グレート・バリア・リーフとデインツリー・レインフォレストという二つの世界遺産が出会う地域を、機内解説付きのヘリコプターの遊覧飛行で上空から眺めてみませんか。
数日間かけてダイビングを楽しむ
ダイビングの経験がある人は、プロダイブ・ケアンズ(ProDive Cairns)のライブアボードのクルーズに参加して、ガイドとともに素晴らしいアウターリーフのダイビングポイントへ行くこともできます。忘れられないナイトダイブ2本を含めて、3日間で最大11本のダイビングを楽しむことができます。
10日目:ケアンズからデインツリー・レインフォレストへ
オーストラリア屈指の大自然を体験できるデインツリー・レインフォレストは、ケアンズから車ですぐの場所に位置しています。

世界最古の熱帯雨林を見る
デインツリー国立公園(Daintree National Park)のモスマン渓谷(Mossman Gorge)で、デインツリー・レインフォレストに浸ってみませんか。モスマン渓谷カルチャー・センター(Mossman Gorge Cultural Centre)から、人気のゴージ・サーキット(Gorge Circuit)に沿って自由に歩きましょう。
デインツリーのドリーミング(創造の物語)を知る
ドリームタイム・ゴージ・ウォーク(Dreamtime Gorge walk)に参加して、モスマン渓谷カルチャー・センターのアボリジナル・ガイドと一緒に文化的意義のある場所を訪れ、この地の伝統的所有者とデインツリー・レインフォレストのつながりについての説明を聞きましょう。
モスマン・リバーに浮かんで川下り
リバー・ドリフト・シュノーケリング(River Drift Snorkelling)ツアーでは、デインツリー・レインフォレストを流れる穏やかなモスマン・リバーを下っていきます。ツアーでは、体が冷えないようにウェットスーツに身を包み、ゴムボートでゆったりと流れに乗ります。途中、魚やウォータードラゴン、ウミガメなどに会えるかもしれません。
海から食料を採取する
デインツリーには、ブッシュフードが豊富にありますがどこを探せばよいのかわからないことでしょう。コースタル・ビーチ・アンド・マングローブ・ウォーク(Coastal Beach and Mangrove Walk)では、地元のクク・ヤランジ(Kuku Yalanji)族の一派、クビリ・ワラ氏のメンバーから、古くから伝わる漁法を学ぶことができます。
熱帯雨林の伝統的所有者に敬意を払う
マッドクラブを捕まえたことはありますか?半日または終日のヌガーナ・ジュラインバ・ダンゲイ(みんなでデインツリーへ行く)(Ngana Julaymba Dungay (We all going Daintree) )のツアーに参加して、クク・ヤランジのガイドから伝統的な狩猟技術を学びましょう。その日の獲物をいただくこともできるかもしれません。
ポート・ダグラスを探索する
ケアンズの北にあるリゾート地、ポート・ダグラス(Port Douglas)で、フォー・マイル・ビーチ(Four Mile Beach)の砂浜を訪れたりしてリラックスタイムを楽しみましょう。賑やかなメインストリート、マクロッサン・ストリート(Macrossan Street)に立ち並ぶカフェやレストランをお試しください。