Cape Tribulation, Tropical North Queensland, Queensland © Tourism Australia
オーストラリアをリーズナブルに旅するためのガイド
賢いプラニングで予算を管理し、オーストラリアへの旅を満喫しましょう。本ページの内容を参考に、オーストラリアへの旅にかかる費用の計算について調べましょう。
オーストラリア旅行に必要な費用は、いくつかの要因に左右されます。オーストラリアでは、贅沢な一時を過ごせる一方で、お財布に優しい旅行を楽しむことも可能です。格安航空券の検索から無料の見どころの活用まで、食事、宿泊、滞在にかかる費用について知っておくべき情報を紹介します。また、旅行中に少し節約する方法も紹介します。
フライト予約のタイミング
オーストラリアへの旅は、間違いなく素晴らしい思い出となることでしょう。オーストラリアへの旅を決めたら次に考えるべきことは、一年のどの時期にフライトを予約するのがベストか、という点です。オーストラリアは北半球の世界の反対側にあるので、旅行に適した時期も逆であるということを念頭に置きましょう。
夏季(12月から2月)は、太陽が輝き各地の学校が本格的に夏休みを迎えるため、航空運賃が最も高くなる時期です。夏季に旅行を計画している場合は、フライトが満席になったり運賃が高くなったりする前、つまり旅を予定している時期の10~12か月前に予約することをお勧めします。
繁忙期以外にオーストラリアへの旅を計画している場合でも、7~10か月前には予約を済ませておくことをお勧めします。繁忙期と閑散期の間の時期や閑散期でも晴天の日は十分にあり、繁忙期に比べて数百オーストラリアドル安い価格でフライトを予約できる可能性があります。
一般的に、最もお得なフライトはかなり早い時期に販売されるので、早めに行動した方がよいフライトを予約できます。もちろん、この傾向に例外はあります。しかし、リスクを回避したい方は、事前にしっかりと計画を立てておくことで落胆せずに済みます。
フライトで節約するには
- フライト比較サイトを利用してベストな運賃を検索します。このようなサイトの多くは、航空運賃が下がった時に通知を送信する「価格アラート」を備えています。
- いくつかの航空運賃検索エンジンに日程を入力して、最安値のフライトがあるサイトを探しましょう。
- オージー・スペシャリストに相談しましょう。オージー・スペシャリストはオーストラリア旅行のエキスパートで、最高のオプションを計画したり予約したりするのに役立つ知識を備えています。
- 自分ですべて予約すると決めた場合は、航空会社を通じて直接予約しましょう。比較サイトや検索エンジンは優れたリサーチツールですが、自分が利用したい航空会社を通してフライトを予約する方がさらにお得となる場合もよくあります。また、航空会社の多くは最安値保証を掲げています。
宿泊施設の予約
フライトと同様に宿泊施設の予約も、一年のどの時期に旅行するかに一部左右されます。オーストラリアには非常に多岐にわたるホテルや宿泊施設があります。無料のキャンプ場から 1 泊あたり1,000ドルの高級リゾートまであるので、宿泊を希望する場所によって空室状況は異なります。
ブティックホテルに宿泊したい場合は、1泊につき250ドルは見積もっておきましょう。宿泊先は、旅行の時期よりかなり前に予約しておくのがベストです。繁忙期に旅行を計画している場合は、半年前には予約を済ませましょう。
宿泊場所にこだわりがない方は、直前のホテル予約サイトを利用して、到着日の1、2日前にセール価格(50~200ドル)で予約することもできます。宿泊施設側は空室があると困るので、予約で埋めるために業界最安値を提示することがあります。サイトによっては、料金が下がった時に通知を受け取れるようにするアラートを設定できるものがあります。
予算が厳しい方でも利用できるリーズナブルなホテルはオーストラリア各地にあり、価格帯は10ドルから30ドル程度までとなります。ホステルのほとんどでは質に対する宿泊費が非常に低く抑えられており、相部屋か個室を選べるオプションも用意されています。もちろんホステルでの宿泊は、新しい友達を作る絶好の機会となることでしょう。
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オーストラリアで楽しめるアクティビティ
オーストラリアに存分に浸るには、事前にスケジュールが組まれたツアーを予約してガイドと共に旅を進めるのが最適です。地元の人から学び、大自然の雄大さを目の当たりにしている間も、スケジュール管理の心配をしなくて済みます。ホエールウォッチングやガイド付きハイキングといった人気の日帰りツアーの料金は、1日当たり100ドル程度となります。予約が殺到するアクティビティ(フィールド・オブ・ライトやジンベエザメとのスイミングなど)への参加をご希望の場合は、1か月以上前に予約して売り切れを避けましょう。しかし、サーフィンレッスン(70ドル)やスポーツイベント(50ドル)など、ほとんどのアクティビティは当日近くでも予約できます。
倹約の旅を計画しているからといって、楽しみを諦める必要はありません。国際的に高い評価を得ている博物館やギャラリーから世界クラスのハイキングまで、オーストラリアには無料で楽しめるアクティビティがたくさんあります。少しリサーチするだけで、公共交通機関(1日当たり5~10ドル)やレンタカー(1日当たり40ドル)を利用して、息をのむようなビーチや静寂の地にある展望台まで自分で行くことができます。主要都市では無料の歴史ウォーキングツアーも行われています(ただし、少なくとも数ドルの寄付が期待されます)。
アクティビティで節約するには
- 一番の節約方法は、ウォーキングです。木々が茂る通り、水辺の景色、彩色豊かな住宅街など、本物のオーストラリアを体験するにはウォーキングが最適です。
- 母なる自然を存分に体験しましょう。オーストラリアの手つかずの大自然の多くは、無料で見ることができます。熱帯雨林の中でのトレッキングから滝で涼む癒しの時まで、オーストラリアという国を実際に見る上でアウトドアに勝る選択肢はありません。
- 1セントも払わなくて済む博物館やギャラリーに行きましょう。ギャラリーの多くは、特定の日時に無料で入館できます。また、ほとんどのギャラリーの常設展示は年間を通して無料です。
- 複数の見どころがセットになったチケットやファミリー向けのキャンペーンをチェックしましょう。団体やファミリー向けアクティビティに割引料金が設定されているパッケージについて、オンラインで検索するか宿泊施設のフロントに尋ねてみましょう。
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節約のための追加のヒント
- 公共交通機関を利用しましょう。オーストラリアの公共交通機関は、ほぼすべてのオーストラリア人が利用しています。清潔で便利な上、安全に利用できます。タクシーや相乗りの料金が15~25オーストラリアドルである一方、公共交通機関の利用料金は片道2オーストラリアドル程です。しかも、公共交通機関の一部(メルボルン市内の循環トラムなど)は完全に無料です。
- 外食時に節約を心掛けましょう。レストランでの食事は20~30オーストラリアドル程ですが、市内各地のレストランでのキャンペーン情報を発信するサイトやアプリを利用することで、50%以上の割引を受けられる場合があります。また、日替わりスペシャル、ハッピーアワー、平日夜のキャンペーンにも注意しておきましょう。
- 自分で料理しましょう。宿泊施設でキッチンが使える場合は、オージー流の料理に挑戦してみましょう。現地のマーケットで、新鮮な旬の食材を購入できます。
- 最安値のガソリンスタンドで給油しましょう。オーストラリア各地を車で巡る場合は、ガソリン価格はスタンドごとに異なるということを念頭に置きましょう。ガソリンを満タンにする場合は、支出に10~20オーストラリアドルの差が出ます。
- ネットサーフィンには無料Wi-Fiを使いましょう。無料Wi-Fiは、レストラン、カフェ、ホテル、ファーストフード店、図書館、さらにはショッピングセンターのほとんどで利用できます。主要な観光地にも無料の公共Wi-Fiホットスポットが設けられています。