
西オーストラリア州のサウス・ウエスト・エッジを巡るロードトリップ12日間
西オーストラリア州の
オーストラリア大陸南西端に点在する大スケールの自然の見どころを、ロードトリップで一気に巡りましょう。
旅の概要
外せない体験
- ロットネスト島で笑顔がキュートなクオッカに会う
- マーガレット・リバー産のワールドクラスの食材を味わう
- ラッキー・ベイの真っ白なビーチでくつろぐカンガルーを見る
1日目:ロットネスト島とフリーマントル
ロットネスト島の住民に会う
フリーマントル発のフェリー「ロットネスト・エクスプレス(Rottnest Express)」に乗り、短時間で美しいロットネスト島に到着です。この島には、とびきりキュートで写真映えする有袋類「クオッカ」が生息しています。また、美しいビーチが島全体の63か所に点在しています。
サイクリングとシュノーケリングで島を探検
ロットネスト島では車の利用が制限されているので、島内での移動にはレンタサイクルがお勧めです。シュノーケルとフィンを忘れずに持って行きましょう。ロットネスト島周辺には美しい海の世界が広がり、島のビーチや湾から簡単にアクセスできます。
船上でシーフードを堪能
サンゴやクオッカをひと休みして、ロットネスト・クルーズ(Rottnest Cruises)に乗り込みましょう。新鮮なロブスターやスパークリングワインなど、地元グルメとともにロットネスト島の美しさを堪能する、風光明媚な旅を楽しみましょう。
フリーマントルの味を堪能
本土へ戻り、フリーマントル(通称「フレオ」)の町でディナーです。クールなフレンチビストロ風のラ・リュンヌ(La Lune)でディナーとロゼワインを楽しんだり、人気のトニック&ジンジャー(Tonic & Ginger)で巧みなアジアン・フュージョン料理を堪能しましょう。
スタイリッシュにリラックス
フリーマントルのスタイリッシュなホテルに泊まって、ゆっくり休みましょう。ウグモント・ホテル・フリーマントル(Hougoumont Hotel Fremantle)の魅力的なブティックルームや、オーシャンビューとプライベートバルコニーが自慢のビー・フリーマントル(Be.Fremantle)なら間違いないでしょう。
2日目:フリーマントルからマンジュラへ
フリーマントル(Fremantle)で車を満タンにしたら、海岸線沿いの美しい町、マンジュラ(Mandurah)を目指して南下しましょう。
フリーマントル・マーケットで朝食タイム
フリーマントル・マーケット(Fremantle Markets)の賑やかな屋台で、店員とおしゃべりしたり、「ブレッキー(朝食)」をつまんだり、地元の珍品などを見て回りましょう。空腹と好奇心を満たしたら、少し足を延ばして地元のブティックやヴィンテージ・ショップなどを覗いてみましょう。
まるで生きているかのような木製の巨人を見上げる
アーティストのトーマス・ダンボ氏が手掛けた「ジャイアンツ・オブ・マンジュラ(Giants of Mandurah)」作品シリーズが各所に置かれた小道を歩いてみましょう。生きているかのようにポーズをとる木製の巨人が、この地域に点在しています。巨人の彫刻は全部で6体あるので見つけてみましょう。どの巨人も、ユニークで気まぐれな魅力を持っています。
河口域を探検
マンジュラ・クルーズ(Mandurah Cruises)で、エコフレンドリーなウォーターバイクに乗って、マンジュラの静かな河口を巡りましょう。イルカやボート、ウォーターフロントを満喫する地元の人たちを眺めながらペダルを漕ぐと、まるで水の上を歩いているような気分になります。
見晴らしの良いバーで食事
ウォーターフロントにあるバー・セラピー(Bar Therapy)で、陽の光を浴びながら、癒やしの食事とドリンクを楽しみましょう。行き交うボートを眺めながら、やみつきになるタコスとのんびりした雰囲気を求めて何度も訪れる地元の人たちと、おしゃべりしましょう。
ハウスボートを借りて水上で宿泊
自分だけのハウスボートのバルコニーで、朝のコーヒーを飲みながら目覚めるのは格別です。マンジュラ・ハウスボート(Mandurah Houseboats)の広々とした船にチェックインし、心ゆくまでパノラマビューを楽しみましょう。
3日目:マンジュラからバンバリーへ
スローな朝をリラックスして過ごしたら、午後はバンバリー(Bunbury)周辺で、ワイナリー巡りやイルカとのスイミングなど、エキサイティングなひとときを過ごしましょう。
地域で人気のグルメスポットで朝食をいただく
ウッド&ストーン・カフェ(Wood and Stone Café)には、ナツメグとクローブを利かせたお粥やオーストラリアを代表するメニュー「スマッシュ・アボカド」など、美味しいメニューが揃っています。ウッド&ストーン・カフェは、地域の住民から高い評価を得ている人気のグルメスポットです。木のぬくもりが感じられる居心地の良いインテリアの店内で、あるいは緑の木陰の屋外で、食事を楽しめます。
海に飛び込み一日をスタート
朝日を浴びながら大海原に飛び込むのが、オージー流の最高の一日の始め方です。現地のオージーに倣ってファルコン・ベイ・ビーチ(Falcon Bay Beach)の輝く海に飛び込んでリフレッシュしてから、バンバリー(Bunbury)へ向けて出発しましょう。
バンバリーへの道中、セラードアを訪ねる
バンバリー(Bunbury)へ向かう道中で、なだらかな丘陵地帯が広がるファーガソン渓谷(Ferguson Valley)に寄り道しましょう。ウィロー・ブリッジ・エステート(Willow Bridge Estate)のような緑豊かなブドウ畑やセラードアに立ち寄ったり、グッド・バイブズ・ツアーズ(Good Vibes Tours)のオーダーメイドのツアーで秘密のスポットを見つけたりしましょう。
野生のイルカと一緒に泳ぐ
バンバリーのドルフィン・ディスカバリー・センター(Dolphin Discovery Centre)で、この地域のバンドウイルカについて学びましょう。11月から4月まで催行されている特別ツアーに参加すれば、フィンをつけてバンドウイルカが棲む海に入り、イルカとのスイミングを楽しめます。
海を一望できるホテルに宿泊
バンバリーでは、モダンなインテリアが施されたオーシャンビューのスイートルームがあるスタイリッシュなホテル、「マントラ・バンバリー・ライトハウス(Mantra Bunbury Lighthouse)」にチェックインしましょう。部屋で一休みしたら、階下のレストラン「バソルト・バイ・ザ・シー(Basalt by the Sea)」でインド洋に沈む夕日を眺めながらディナーを楽しみましょう。
4日目:バンバリーからマーガレット・リバーへ
ファミリーで楽しく過ごせるジオグラフ湾(Geographe Bay)に面したバッセルトン(Busselton)まで足を延ばし、素晴らしい風景の中でアドベンチャーを体験しましょう。
チュアートの森をジップラインで滑走
バッセルトンに到着したら、まずはフォレスト・アドベンチャーズ(Forest Adventures)へ向かいましょう。この地域には、地球上に残る最後のチュアート(ユーカリの一種)の森が広がっています。そびえ立つ木々の間を、スリル満点のジップラインで駆け抜けましょう。
桟橋の上を走る電車に乗る
美しく修復されたバッセルトン桟橋(Busselton Jetty)を散歩したり、列車に乗ってインド洋の上を走ってみましょう。南半球最長の木製桟橋から、海岸線の新鮮な眺めを楽しむことができます。
水中世界を探検
バッセルトン桟橋の先端には、海中展望塔と利用案内センター(Underwater Observatory and Interpretive Centre)があります。水深8mの海中に作られた展望台では、サンゴや海綿、魚、無脊椎動物が生息するオーストラリア有数の人工リーフ(岩礁)を見ることができます。
栄養満点のランチを堪能
地元の新鮮な食材を使った美味しいランチを「ハミングバード(Hummingbird)」で味わいましょう。豚バラ肉のうどん、ビーツのリゾット、ナシゴレンなど、オーストラリア料理にモダンで多文化なテイストを取り入れてたカフェ&レストランです。
海辺で至福のひととき
ラグジュアリーな隠れ家での二泊を楽しみましょう。マーガレット・リバー(Margaret River)地域のインジダップ・スパ・リトリート(Injidup Spa Retreat)では、マッサージ、フェイシャル、サウナとともに、ヴィラから遮るものがないオーシャンビューを楽しむことができます。
4日目:マーガレット・リバー
マーガレット・リバー(Margaret River)地域に滞在中は、自分だけのオリジナルの旅を楽しみましょう。この地域には、のんびりとワインを味わうツアーや海岸線沿いで楽しむスリル満点のアドベンチャーなど、バラエティに富んだ体験が揃っています。
ブドウ畑でワインを試飲
マクラウド・ツアーズ(McLeod Tours)を予約して、美しいマーガレット・リバー(Margaret River)地域を巡りましょう。オーストラリア産プレミアム・ワインの20パーセント以上が、この地域にある150か所のヴィンヤードで生産されています。丸一日かけてじっくりワインを味わうもよし、お好みに合わせてオーダーメイドのツアーを組んでもらうのもよいでしょう。
サーフィン教室で波乗りをマスター
オージーが最も愛するスポーツのひとつ、サーフィンに挑戦してみましょう。マーガレット・リバー・サーフ・スクール(Margaret River Surf School)では、地元のプロと一緒に、この地域で最高の波に乗ることを教えてもらいながら練習できます。
海岸でユニークなアドベンチャーに挑戦
「コーステアリング(coasteering)」をご存知ですか?マーガレット・リバーでの滞在は、このユニークなアクティビティにチャレンジできるチャンスです。マーガレット・リバー・アドベンチャー・カンパニー(Margaret River Adventure Co.)のツアーに参加して、コーステアリングに出発しましょう。この地域の美しい海岸線の、通常立ち入りが制限されている場所を、歩き、飛び込み、登り、滑り下り、泳ぎながら進んでいきます。
天然のスパでリフレッシュ
ホテルへ戻る前に、天然の岩のプール「インジダップ・ナチュラル・スパ(Injidup Natural Spa)」で、ひと泳ぎしましょう。なめらかな岩を越えて流れ込む波が美しく泡立ち、癒やしのひとときを過ごせます。
5日目:マーガレット・リバーからハメリン・ベイへ
マーガレット・リバー地域の文化に親しみ、ワールドクラスの地産の食材を味わい、ハメリン・ベイ(Hamelin Bay)の海洋生物を鑑賞しましょう。
古代の楽器の音色に耳を澄ます
クーマル・ドリーミング(Koomal Dreaming)のアボリジナル・カルチャー・ツアーで、ライトアップされた巨大なニールギー洞窟(Ngilgi Cave)を探検しましょう。天然の円形劇場のような洞窟内を満たす、力強いディジュリドゥの音色も味わってください。
波に乗るプロサーファーを見学
マーガレット・リバーの町から西へ向かい、サーファーズ・ポイント(Surfers Point)でプロサーファーの見事な波乗りを見ましょう。その後、ナラバップ・ビーチ(Gnarabup Beach)を見下ろすホワイト・エレファント・カフェ(White Elephant Café)で美味しいランチをいただきましょう。
大自然の中でアクティビティを楽しむ
冒険心を刺激するアクティビティに心躍らせましょう。スタンドアップ・サーフィン(Stand Up Surfing)のSUPレッスンに参加したり、ロッククライミングやアブセイリングにチャレンジしたりして、アクティブに午後を過ごしましょう。また、マーガレット・リバー・ディスカバリー・カンパニー(Margaret River Discovery Co.)では、カヌーでマーガレット・リバーを探検できます。
ハメリン・ベイ・ホリデイ・パークで宿泊
ハメリン・ベイ・ホリデイ・パーク(Hamelin Bay Holiday Park)では、自然の壮大な風景に囲まれてゆっくりと快適に過ごせます。すぐ近くの海岸まで歩き、オニイトマキエイやイルカが浅瀬で泳ぎ回る姿を見つけたら、木陰でキャンプファイヤーを囲みましょう。
6日目:ハメリン・ベイからペンバートンへ
オーガスタ(Augusta)でクジラやドラマティックな海岸線に驚嘆した後は、ペンバートン(Pemberton)へ向かい、森とトリュフを楽しみましょう。
クジラを間近で観察
今日はオーガスタ(Augusta)へ向かいます。オーガスタでは珍しい微気候のため、周辺地域より気温が常に少し高めです。オーガスタに8月から10月の期間に訪れる場合は、ホエール・ウォッチング・ツアーに参加して、外海を優雅に泳ぐ巨大なクジラを見に行きましょう。
2つの大海が出会う場所を訪れる
オーストラリア大陸の南西端、インド洋と南極海が出会うルーウィン岬(Cape Leeuwin)へ行ってみましょう。ここに建つルーウィン岬灯台(Cape Leeuwin Lighthouse)は、季節回遊するクジラを陸地から見つけるのに最高の見晴らしスポットです。
巨木が茂る森を散策
かつて伐採の拠点として栄えたペンバートン(Pemberton)へ向けて車を走らせましょう。町の周辺には白い幹が印象的なカリ(ユーカリの一種)の森が広がっています。かつて火の見やぐらとして使われた木に登って高所からの景色を眺めたり、世界最長クラスの遊歩道「ビブルマン・トラック(Bibbulmun Track)」の一部分をハイキングするのも一案です。
地産のトリュフを味わう
トリュフに関心がある方は、トリュフ・ヒル(Truffle Hill)に少し寄り道しましょう。冬季(6月~8月)にはトリュフ狩りが催行されており、現地で活躍しているトリュフ探知犬と一緒に森を散策できます。トリュフ狩りの後は、トリュフとワインのテイスティングを楽しめます。
湖畔のリゾートに滞在
うっそうと茂るカリの森(Karri Forest)に、思いがけないオアシス「RACカリ・バレー・リゾート(RAC Karri Valley Resort)」があります。シックなシャレーに滞在して、静かなビーデラップ湖(Lake Beedelup)で釣りやスイミング、カヤックなどを楽しみましょう。
7日目:ペンバートンからデンマークへ
今日はビーチと森林の両方を訪れます。ツアーに参加してアドベンチャーを思い切り楽しむ一方で、美しい自然の風景を自分のペースでのんびりと眺めましょう。
4WD車で砂丘を疾走
ペンバートン・ディスカバリー・ツアーズ(Pemberton Discovery Tours)のツアーを利用して、壮大な砂丘エリアを4WD車で疾走しましょう。この地域の砂丘は、古代の森林に生えていた化石化した木々を飲み込みながら現在の規模にまで成長しました。アクション満載の海岸アドベンチャーになることでしょう。
原生地域をクルーズ船で周遊
ウォルポール湾(Walpole Inlet)で、WOWウィルダネス(WOW Wilderness)のエコ・クルーズに参加しましょう。水辺のカリの木々や金色に輝くビーチ、野鳥や海洋生物がいっぱいのターコイズブルーの川など、息を吞む風景を楽しめます。
樹冠の高さのウォークウェイを歩く
ウォルポール(Walpole)のフォー・シスターズ・コーヒー・ショップ(Four Sisters Coffee Shop)のコーヒーで疲れを吹き飛ばしたら、バレー・オブ・ザ・ジャイアンツのツリー・トップ・ウォーク(Valley of the Giants Tree Top Walk)へ向かいましょう。木々の間を通る地上40mのウォークウェイを、そよ風を感じながら歩きましょう。
海沿いに並ぶ巨石群を見に行く
さらに車を走らせ、海辺に並ぶ花崗岩の巨石群「エレファント・ロックス(Elephant Rocks)」で有名なウィリアム湾国立公園(William Bay National Park)へ向かいましょう。この公園には息を吞むほど壮大な絶景が全域に広がっています。また、グリーンズ・プール(Greens Pool)の美しいビーチから澄んだ水に飛び込めば、大自然を全身で感じられます。
森の中に宿泊
思い切り遊んだ後は、デンマーク(Denmark)のすぐ西側、多様な野鳥が生息する丘に建つカルマ・シャレー(Karma Chalets)にチェックインしましょう。カリスマ・スパ(Karisma Spa)のマッサージで癒やされましょう。カエルの声が穏やかな眠りに誘います。
8日目:デンマークからアルバニーへ
今日は、ワイナリーやミュージアム、絶景スポットに立ち寄りながら、アルバニー(Albany)へ向けてのんびりと車を走らせましょう。
芝生でピクニック・ランチ
ゆっくりと朝を過ごしたら、ピクニックでランチを楽しめるレイク・ハウス(The Lake House)へ向かいましょう。レイク・ハウスのランチセットには、自家菜園で栽培された採れたてのフルーツや野菜を使用した地産地消のヘルシーメニューが詰まっています。特別なピクニックを楽しみましょう。
サステナブルな製法で造られたワインを味わう
カントリー調のオーガニック・ワイナリー「オランジェ・トラクター(Oranje Tractor)」に立ち寄って、セラードアでのワインテイスティングやブドウ畑の見学を楽しみましょう。このワイナリーは、サステナビリティに力を入れています。絶品のリースリングやメルローを、ぜひ味わってください。
ナショナル・アンザック・センターを訪れる
ナショナル・アンザック・センター(National Anzac Centre)は最先端の技術を取り入れた情報満載の博物館です。第一次世界大戦に従軍したオーストラリア・ニュージーランド連合軍に対して追悼の意と敬意をこめて建てられました。館内でインタラクティブな展示を楽しんだ後は、アルバニー・ヘリテージパーク(Albany Heritage Park)の自然保護区へ散歩に行きましょう。
アルバニー周辺地域の歴史を紐解く
アルバニーのヒストリック・ホエーリング・ステーション(Historic Whaling Station)に立ち寄って、この町で当時栄えていた捕鯨産業について知識を深めましょう。このステーションの目の前には、絵画のように美しいディスカバリー・ベイ(Discovery Bay)が広がっています。ステーションに展示されている当時の品々を眺めながら、この町に残る複雑な歴史を辿りましょう。また、過去実際に使用されていた捕鯨船で現在まで保存されている唯一の船が敷地内に置かれているので、ぜひこちらも見学しましょう。
足元で砕け散る大波を眺める
トルンディラップ国立公園(Torndirrup National Park)に着いたら、花崗岩の崖に自然の力で形成された巨大な割れ目が有名な「ザ・ギャップ(The Gap)」へ向かいましょう。スリリングな展望スペースから壮大な景色を望めます。この崖の端から水平に伸びるプラットフォームに踏み出してみましょう。足元で轟音を上げて渦巻く荒々しい潮の流れがよく見えます。
9日目:アルバニーからブレマー・ベイへ
シャチが見られることで有名なブレマー・ベイ(Bremer Bay)へ向かって進むと、壮大な景色が待っています。
地産の美味しい食材を味わう
アルバニーに滞在中は、この地域の名産品を味わいましょう。アルバニーでは毎週土曜日にアルバニー農産物市(Albany Farmers Market)が開かれているので、滞在が土曜日に重なったらぜひ立ち寄ってみましょう。オーストラリア国内でも特にクオリティの高い食品が見つかります。好きな食べ物を買い込んで、ピクニックランチのお供にしましょう。
空に続く階段を登る
ポロンガラップ国立公園(Porongurup National Park)を訪れたら、グラナイト・スカイウォーク(Granite Skywalk)に行ってみましょう。海抜670mと、かなり高い位置に設置されているこのウォークウェイを歩けば、公園全体に広がる豊かなブッシュランドをパノラマで一望できます。カメラの準備をお忘れなく。
迫力満点の絶景パノラマを目指してハイキング
ワイルドフラワーや珍しい野鳥、大自然の中を進むハイキングに興味があれば、スターリング・レンジ国立公園(Stirling Range National Park)まで足を延ばしましょう。公園内には西オーストラリア州最高峰のひとつ、ブラフ・ノール(Bluff Knoll)がそびえています。近くの展望スペースは、車椅子でアクセスできます。
ブレマー・ベイ・リゾートでステイとグルメの両方を満喫
フレンドリーな人々や手つかずの海岸線が魅力の趣ある海辺の町、ブレマー・ベイ(Bremer Bay)へ旅を続けましょう。ブレマー・ベイ・リゾート(Bremer Bay Resort)に滞在し、マウント・バレン・レストラン(Mount Barren Restaurant)で、湾のパノラマビューを眺めながら、農場直送の新鮮な食材を用いた料理をいただきます。
10日目:ブレマー・ベイからホープトンへ
ロードトリップはまだまだ続きますが、先を急いではいけません。クジラやシャチなど巨大海洋生物が集まることで有名なブレマー・ベイ(Bremer Bay)で、海の生き物たちに会いに行きましょう。
シャチの大群をクルーズで見に行く
2月から4月の間は、ナチュラリステ・チャーターズ(Naturaliste Charters)がシャチ・ウォッチングのツアーを催行しています。ツアーでは、この時期にブレマー・ベイ沖にやって来る南半球最大のシャチの群れを見に行きます。シャチの群れは非常に珍しく、また、ブレマー・ベイ沖にシャチが集まる理由は未だに解明されていません。
フィッツジェラルド川国立公園を横断
オーストラリア固有の野生動物や植物が多数生息するフィッツジェラルド川国立公園(Fitzgerald River National Park)を探検しに行きましょう。驚くことに、公園内の75%の植物は、他では見られません。バレンズ・ビーチ(Barrens Beach)で海水浴を楽しみ、美しい遊歩道をハイキングして、パノラマビューに見とれましょう。
レーベンソープでワイルドフラワーを愛でる
春に一斉に開花するワイルドフラワーで有名なレーベンソープ(Ravensthorpe)に立ち寄りましょう(開花シーズンは9月~11月です)。レーベンソープ・ワイルドフラワー・フェスティバル(Ravensthorpe Wildflower Festival)中にこの町を訪れる場合は、ツアーで地元の人たちの秘密のスポットに案内してもらいましょう。または、サイロがに描かれた印象的な壁画をチェックしましょう。
ホープトンでのんびりと夜を過ごす
ホープトン(Hopetoun)に向けてドライブを続けます。途中でワイルドフラワーの写真撮影のための時間をたっぷり取りましょう。ビーチの近くに居心地の良さそうなキャビンが建ち並ぶウェーブクレスト・ツーリスト・パーク(Wavecrest Tourist Park)に到着したら、一息つきましょう。キャンプファイヤーでは、現地の気さくなオージーと一緒にビールで乾杯です。
11日目:ホープトンからエスペランスへ
ホープトン(Hopetoun)を発ち、真っ白なビーチにカンガルーが飛び跳ねるエスペランス(Esperance)へ向かいましょう。
真っ白な砂浜が広がるビーチを訪れる
エスペランス(Esperance)に到着すると、この地域の真っ白な砂のビーチに圧倒されるでしょう。エスペランス周辺のベストビーチから選んで行ってみましょう。エスペランス沖には、100を超える島々から成るルシェルシュ群島(Recherche Archipelago)もあります。
浜辺でカンガルーと一緒にリラックス
ラッキー・ベイ(Lucky Bay)は、エスペランス最大の魅力のひとつですが、それには理由があります。日が高いうちにケープ・ル・グラン国立公園(Cape Le Grand National Park)へ向かいましょう。真っ白な砂、輝くブルーの海、ひなたぼっこをするカンガルーたちが見られます。
日の光を浴びながらスクーナーサイズのビールで乾杯
アクティブに過ごした後は、日当たりの良いラッキー・ベイ・ブリューイング(Lucky Bay Brewing)で、ライブ演奏を聴きながら爽やかなドリンクで喉を潤しましょう。西オーストラリア州各地にある醸造所の中でも、地域の農家から直接大麦を仕入れてビールを製造しているのはラッキー・ベイ・ブリューイングだけです。この地域を代表する絶品のエールを楽しみましょう。
グレート・オーシャン・ドライブを車で走り抜ける
全長38kmの環状ルート「グレート・オーシャン・ドライブ(Great Ocean Drive)」に沿って、真っ白なビーチと透き通った海が広がる景色を車で走り抜けましょう。ドライブ中は、つい停車して写真に収めたくなる絶景が次から次へと目に入るので、注意してください。
おとぎの国の村に滞在
エスペランス・シャレー・ビレッジ(Esperance Chalet Village)に到着したら、今日のドライブは終了です。おとぎの国を思わせる美しい風景に囲まれて、静かな夜を過ごしましょう。敷地内に建ち並ぶ三角形のシャレーの一つが今日の宿泊場所です。周辺には緑が生い茂るブッシュランドが広がり、綺麗な小川も流れています。
12日目:エスペランスと虹色に輝く湖群
今日は、ストーンヘンジのレプリカやピンク色を放つ湖など、驚きの光景を見に行きましょう。
一風変わった観光地を訪れる
エスペランスには、イギリスにあるストーンヘンジ(Stonehenge)を実寸サイズで模したレプリカ、「エスペランス・ストーンヘンジ(Esperance Stonehenge)」があります。今日はまず、このレプリカを目指して車を走らせましょう。バランス良く積み上げられた天然の円形劇場の中に立ってみましょう。ここからは周辺の町も見渡せます。
遊覧飛行に出発
エスペランス周辺では、世にも珍しい虹色の湖群を見ることができます。フライ・エスペランス(Fly Esperance)で、ケープ・ル・グラン国立公園(Cape Le Grand National Park)上空を巡る遊覧飛行に出かけましょう。眼下に広がる緑の草原と色とりどりの水場は、想像を超える美しさです。
トワイライト・ビーチの浅瀬で水遊び
トワイライト・ビーチ(Twilight Beach)で車を止めて、海水浴を楽しみましょう。きらめく海、彫刻のような岩、絶妙な場所にあるピクニックテーブルが揃い、地元の人々に愛されています。ビーチの両端にはサーフブレイクがあり、現地のサーファーがチューブをくぐる様子をよく目にします。
クルーズ船で野生動物が棲む小島を巡る
エスペランス・アイランド・クルージズ(Esperance Island Cruises)の陽気なスタッフと共に、海の上で忘れられない一日を過ごしましょう。イルカやアザラシ、クジラなどを探しながら、岩だらけの小島を縫うように、鋼青色の海を進みます。