
ショッピングとデザイン&アートを満喫する10日間
ショッピングと
活気あふれるギャラリーから洗練されたショッピング・エリアまで、オーストラリア東海岸のアートを愛する4都市でクリエイティブな鼓動を感じましょう。
旅の概要
外せない体験
- レーンウェイ(裏路地)を探検する
- 美しいデザインのブティックホテルに泊まる
- MONAで物議をかもすアートに興味を持つ
1日目:ブリスベン市内とサウス・バンク
ブリスベン(Brisbane)の活気ある文化シーン、成長するファッション業界、デザイン重視の施設を探訪してください。
クイーン・ストリート・モールでショッピング
1日目はまず、歩行者専用のクイーン・ストリート・モール(Queen Street Mall)に行き、都会的なファッション・ブティックや主要デパートなど、あらゆる店を訪れましょう。歴史あるブリスベン・アーケード(Brisbane Arcade)とその壮大なアール・デコ建築もぜひご覧ください。
街の文化的拠点を訪れる
クリルパ・ブリッジ(Kurilpa Bridge)を渡り、サウス・バンク(South Bank)に数多くある博物館やアート・ギャラリーを探索しましょう。クイーンズランド・アート・ギャラリー&ギャラリー・オブ・モダン・アート(Queensland Art Gallery and Gallery of Modern Art:QAGOMA)、クイーンズランド博物館(Queensland Museum)、クイーンズランド・パフォーミング・アーツ・センター(Queensland Performing Arts Centre)で心ゆくまでお楽しみください。
シックなカリル・ホテルに宿泊
ブリスベン初のアーバンリゾート、パームスプリングス風のカリル(Calile)にチェックイン。ヤシの木、豪華なカバナ、白レンガとコンクリートが待っています。ホテル内のレストラン、ヘレニカ(Hellenika)でディナーを予約し、美しいプール・デッキでモダン・ギリシャ料理を味わいましょう。
隠れ家的バーでナイトキャップ
フォーティテュード・バレー(Fortitude Valley)の中心、オレンジ色の扉の奥に隠れたカクテルバー、サヴィル・ロー(Savile Row)で喉を潤しましょう。歴史と伝統が漂うムーディな雰囲気と、さまざまなスタイルを組み合わせたインテリアが、忘れられない深夜のひとときを演出します。
2日目:ブリスベンのフォーティテュード・バレーとニュー・ファーム
緑豊かなフォーティテュード・バレー(Fortitude Valley)を散策し、ワインや食事、ショッピングを心ゆくまで楽しみましょう。
地元の食事とレーンウェイ(裏路地)をチェック
今朝はトレンディなフォーティテュード・バレー(Fortitude Valley)を歩いてみましょう。アグネス・ベーカリー(Agnes Bakery)でゴールデン・デニッシュを購入し、ザ・レインズ(The Lanes)のゆったりとした雰囲気を楽しみ、ハワード・スミス・ワーフ(Howard Smith Wharves)まで川沿いを散歩し、ジジズ(Gigi's)でブランチを楽しみましょう。
ジェームス・ストリートでワードローブを一新する
フォーティテュード・バレーのジェームス・ストリート(James Street)は、ブリスベンの最高のショッピングエリアです。有名ファッションブランドが軒を連ねるカリル・ホテル(The Calile Hotel)からスタートし、緑豊かな通りを進み、有名デザイナー、ホームウェアのブティック、独立系の店舗を訪れましょう。
ニュー・ファームでギャラリー巡り
このエリアの通りにあるのはショップだけではありません。ブランズウィック・ストリート(Brunswick Street)沿いの色鮮やかなアート作品を巡り、フィリップ・ベーコン(Philip Bacon)、ジャン・マーフィー(Jan Murphy)、そして高級住宅街ニュー・ファームにあるエドウィナ・コレット(Edwina Corlette)などの刺激的なギャラリーを訪れましょう。
ユニークなアートセンターを訪れる
ニュー・ファーム(New Farm)では、リバーサイドにあるブリスベン・パワーハウス(Brisbane Powerhouse)に立ち寄りましょう。ここは、1920年代の発電所を現代アート・センターに改装した施設です。思索を促す展示やショーをチェックした後は、川沿いのメアリー・メイズ(Mary Mae’s)でオープンエアのディナーを楽しみましょう。
3日目:ブリスベンからシドニーへ
ブリスベン(Brisbane)から1時間30分のフライトで多様性に富んだ都市シドニーへ。豊かな歴史と創造性が息づく魅力的なハーバーを楽しみましょう。
歴史あるロックス地区を散策する
ハーバー沿いを歩き、シドニー発祥の地である歴史的なロックス地区(Rocks precinct)を訪れましょう。石畳の街を歩きながら、植民地時代の建物、魅力的なカフェ、博物館を探してみてください。週末には、ロックス・マーケット(The Rocks Markets)でお好みのアイテムを手に入れましょう。
シドニー・ハーバーの博物館巡り
ロックス・ディスカバリー・ミュージアム(The Rocks Discovery Museum)でロックス(The Rocks)の物語に触れましょう。ここでは、インタラクティブな展示や制作物を通じて歴史を体感できます。ウォーターフロントにある現代美術館(Museum of Contemporary Art)では、数多くの現代的な展示からインスピレーションを得ることができます。
シドニーのシンボル、オペラ・ハウスを体験する
シドニー・オペラ・ハウス(Sydney Opera House)でショーを楽しみましょう。キャバレーやバレエ、ロック、コメディ、オペラまで多彩な公演プログラムが上演されます。一日の締めくくりには、ベネロング(Bennelong)でディナーを。大聖堂をイメージしたインテリアから、ハーバーを一望できます。
4日目:シドニーのパディントンとサリー・ヒルズ
今日は、シドニーのインナー・イーストにある並木道の街をチェック。ブティック、ギャラリー、トレンディな軽食店のメッカです。
伝統的なアーケードとモダンなモールでショッピング
シドニー中心部のピット・ストリート・モール(Pitt Street Mall)でショッピングを満喫しましょう。近くには、素晴らしいビクトリア様式建築のストランド・アーケード(Strand Arcade)があります。ストランドが誕生した1900年代から続く名店、ザ・ナット・ショップ(The Nut Shop)でコーヒーを楽しみながらお菓子を購入しましょう。
シドニーの代表的な美術館を訪れる
シドニーの公園を20分歩いて、オーストラリアを代表する文化施設の一つであるニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(Art Gallery of New South Wales)へ。オーストラリア内外のアーティストによる作品や、アボリジナル・アートだけを集めたカラフルなギャラリーを鑑賞しましょう。
パディントンのギャラリーを探訪
美しい高級住宅街、パディントン(Paddington)で午後を過ごしましょう。ここは活気あるアートとデザイン・シーンが広がっています。緑豊かなレーンウェイ(裏路地)を歩きながら、グローバル・ギャラリー(Global Gallery)、サン・クロッシュ(Saint Cloche)、ロズリン・オクスリー9ギャラリー(Roslyn Oxley9 Gallery)などのギャラリーをチェックしましょう。
オックスフォード・ストリートのブティックでショッピング
パディントン(Paddington)のビクトリア調テラスハウスには、数多くの高級ファッション・ブティックが軒を連ねています。その中でも、特におすすめなのは、インターセクション地区(The Intersection precinct)です。ここには、居心地の良いカフェもいくつかあります。新しい本をお探しですか?アンパサンド・カフェ(Ampersand Cafe)の3階に並ぶ本棚からお好きな本をお選びください。
パディントンで味わうディナーとワイン
パディントン(Paddington)のイギリス風パブの屋上からシドニーの街並みに沈む夕日を眺めましょう。その後、オシャレな人々が集うレストラン兼ワインバー、10ウィリアム・ストリート(10 William St)でディナーを楽しみましょう。ここでは魅力的な、主にナチュラル・ワインが揃っています。
5日目:シドニーのチッペンデールを探索
チッペンデール(Chippendale)の歴史あるレーンウェイ(裏路地)や活気あふれる裏通りを歩きながら、ギャラリーの個展を覗いたり、美味しいストリート・フードを楽しみましょう。
セントラル・パーク・モールでショッピング
セントラル・パーク(Central Park)の都市型ヴィレッジは、21世紀の革新的なデザインと植民地時代の遺産、そしてハイストリートショッピングが融合しています。巨大な垂直庭園は、南半球最大の植物の壁として、訪れる者の目を引きます。
レーンウェイ(裏路地)の隠れた名所をチェック
ケンジントン・ストリート(Kensington Street)のスパイス・アレー(Spice Alley)で、美味しい点心やふわふわのパオ・バーガーを楽しみましょう。ここではランタンの下、アジアの屋台が並んでいます。KOIでデザートを堪能した後、ケンジントン・コンテンポラリー・アート・ギャラリー(Kensington Contemporary Art Gallery)を訪れましょう。
中国アート・ギャラリーを巡る
ホワイト・ラビット・ギャラリー(White Rabbit Gallery)で、世界最大かつ最も重要な中国現代アートのコレクションの一つを鑑賞しましょう。ガイド付きの午後のツアー(水曜日から日曜日)に参加した後は、ギャラリーのティーハウスで一息つきましょう。
ファーマーズ・マーケットで地元産を手に入れる
チッペンデール(Chippendale)を土曜日に訪れるなら、賑やかなキャリッジワークス・ファーマーズ・マーケット(Carriageworks Farmers Market)に立ち寄って、地元の食材を試したり、購入したりしましょう。チーズや蜂蜜、美味しいバターの効いたペストリー、オーガニックの果物や野菜などが揃っています。
オールド・クレアでワインと食事を楽しむ
暖かい夏の日は、ブティック・ホテル、オールド・クレア・ホテル(Old Clare Hotel)の屋上プールのそばで日光浴をするのが一番です。その後は、ホテル内の人気レストラン、ロングショア(Longshore)でシーフードの盛り合わせを堪能しましょう。季節ごとに変わる、絶えず新しいメニューで知られています。
6日目:シドニーからメルボルン
シドニーから1時間30分のフライトでアートを愛する大都市メルボルンへ。個性あふれるレーンウェイ(裏路地)や最先端のギャラリー、ユニークな屋上バーを巡りましょう。
ビクトリア州のベスト・ブティック・ホテルにステイ
デザートをテーマにしたアデルフィ(Adelphi)にチェックイン。ビクトリア州で最も優れたブティック・ホテルに選ばれたこのホテルは、その大胆でユニークなデザインと豪華な仕上げで知られています。アートに満ち溢れたフリンダーズ・レーンの頭上に突き出すように設置された、底がガラス張りのグラスボトム・プールが圧巻です。
街のエンターテイメントハブを体験
フェデレーション・スクエア(Federation Square)の飲食店、期間限定ショップ、博物館、ギャラリーを探索しましょう。ビクトリア国立美術館イアン・ポッター・センター(The Ian Potter Centre’s National Gallery of Victoria)や、南半球最大の映像博物館、オーストラリア映像博物館(Australian Centre for the Moving Image)は必見です。
メルボルンのストリート・アートを巡る
メルボルンの中心部では、少し歩けばストリート・アートで彩られた賑やかなレーンウェイ(裏路地)に行き当たります。ヒドゥン・シークレット・ツアー(Hidden Secrets tour)に参加して、穴場のバーやカフェ、ブティックの間に点在するメルボルンの個性豊かな壁画を見つけましょう。
19世紀のアーケードでショッピング
メルボルンに網の目のように張り巡らされたレーンウェイ(裏路地)には、いくつかの歴史的なアーケード(ショップが並ぶ通路)が点在しています。ロイヤル・アーケード(Royal Arcade)とブロック・アーケード(Block Arcade)を訪れて、ファッション・ブティックや専門店が並ぶ美しいビクトリア様式の建築に触れましょう。
7日目:メルボルンのフィッツロイ
今日は北へ向かい、オルタナティブな文化のるつぼ、フィッツロイ(Fitzroy)を探索します。
メルボルンのブランチ・シーンを満喫する
メルボルンでは、コーヒーは日常生活の一部に過ぎません。それは一種のアートなのです。コーヒーの都である街の名店デュークス・コーヒー・ロースターズ(Dukes Coffee Roasters)で最高の一杯を味わい、ルーン(Lune)の贅沢なクロワッサンを手に入れましょう。または、市内で人気のブランチスポットに足を運んでみてください。
リユース品と地元アートを手に入れる
ヴィンテージ・ファッションやリユース品、地元アートを探すなら、ブランズウィック・ストリート(Brunswick Street)とガートルード・ストリート(Gertrude Street)がぴったりです。週末にはアートが集まるローズ・ストリート・マーケット(Rose Street Market)を訪れて、アーティストから直接ユニークなハンドメイド作品を購入できます。
8日目:メルボルンのセント・キルダ
個性あふれるビーチサイド・エリア、セント・キルダ(St Kilda)で、充実のショッピングや、のんびりとしたウォーターフロントの遊歩道でのアクティビティをお楽しみください。
ショッピングしながらセント・キルダへ
チャペル・ストリート(Chapel Street)は市内最長のファッション・ストリートで、いくつもの地域を横断しています。ショッピングを楽しんだ後は、メルボルン随一のフードマーケット、プラーラン・マーケット(Prahran Market)に寄り道して、コーヒー・スタンドや軽食店、デリを満喫しましょう。
ルナ・パークでスリル満点の時間を楽しむ
お子様連れの方(または子ども心を忘れない方)は、ルナ・パーク(Luna Park)へ足を運んでみましょう。この遊園地は、1912年以来、セント・キルダで楽しさいっぱいのアトラクションとなっています。高速スピン、落下、回転するライドはスリル満点。カーニバル・フードを手に取り、愉快なひとときを満喫してください。
ビーチで過ごす午後
セント・キルダ・ビーチ(St Kilda Beach)では、レンタル自転車や海でのアクティビティ、新鮮なシーフードを楽しみながらのんびりと過ごせます。ハットを獲得したストークハウス(Stokehouse)レストランがおすすめです。ランチの後はブライトン・ビーチ(Brighton Beach)を散策しましょう。白い砂浜に色鮮やかなベージング・ボックス(ビーチ小屋)が並んでいます。
街のクリエイティブの中心を体験する
市内へ戻る途中、メルボルンのアート地区の中心にある劇場とコンサートホールの複合施設メルボルン・アートセンター(Melbourne Arts Centre)に立ち寄って、公演を楽しむのもおすすめです。また、7万点以上の作品を収蔵するビクトリア国立美術館(National Gallery of Victoria)を訪れるのも良いアイデアです。
9日目:メルボルンからホバートへ
メルボルンから海を渡ってタスマニア州の州都ホバート(Hobart)へ飛び、市内の歴史あるウォーターフロント地区を探索しましょう。
サラマンカのアートを探訪する
土曜日には、オーストラリアで最も多彩なマーケットの一つ、サラマンカ・マーケット(Salamanca Market)を訪れてみましょう。その後は、サラマンカ・アート・センター(Salamanca Arts Centre)を見て回るのもおすすめです。ここでは、歴史ある砂岩の倉庫内に新進気鋭のアート・ギャラリーや独立系店舗が軒を連ねています。
バッテリー・ポイントをカメラ片手に散策
バッテリー・ポイント(Battery Point)を散策し、ホバートの歴史が息づく、多くが色鮮やかに塗られたコテージを見てみましょう。スカルプチャー・トレイル(Sculpture Trail)を辿って9つの彫刻を楽しんだ後は、コルヴィル・ギャラリー(Colville Gallery)やデスパード・ギャラリー(Despard Gallery)などのアート・ハウスを訪れてみましょう。
ホテルのアートと歴史を探る
水辺にたたずむヘンリー・ジョーンズ・アート・ホテル(Henry Jones Art Hotel)は、アート・ギャラリーとブティック・ホテルの両方の要素を併せ持つホテルです。午後4時前にチェックインすると、タスマニアの現代アート作品400点以上が展示された歴史的なホールを、無料のガイド付きツアーで楽しめます。
プレミアム・シングルモルト・ウイスキーを試飲する
タスマニア州のウイスキー産業は急成長を続けており、州内には70軒以上の蒸留所が点在しています。ホバートでは、タスマニア州初の蒸留所であるラーク蒸留所(Lark Distillery)の歴史あるセラードアで、受賞歴のあるシングルモルトを全製品テイスティングできます。
10日目:ホバートのMONAとロズニー
最終日は、圧巻のアート作品から市内屈指のレストランの濃厚な味わいまで、大胆な体験を存分に楽しみましょう。
大胆なMONAで好奇心を刺激する
MONA(ミュージアム・オブ・オールド&ニュー・アート(Museum of Old and New Art))は、オーストラリアで最も冒険的な美術館の一つです。来館者のアドベンチャーは、この美術館に向かうユニークで独創的なフェリーに乗るところから始まります。到着後は、階段、トンネル、塔が絡み合う迷路を進み、そこに隠された物議を醸す展示やアート作品を探索することになります。
ザ・ソースで時間をかけてランチを楽しむ
ダーウェント・リバー(River Derwent)が一望できるザ・ソース(The Source)で、アートと高級ダイニングが融合したランチをお楽しみください。地元の食材を使い、フランス風にアレンジした料理を満喫できます。たとえば、ワラビーのタルタルやイカ墨のリングイニなどが、MONAからインスパイアされたアートのように美しく提供されます。
東岸のアート作品を巡る
川を渡り、東岸のロズニーまで足を延ばすと、1800年代の石造りの建物内に現代的なパフォーミングアーツセンター「ロズニー・バーン(Rosny Barn)」があります。アートバイク(Artbike)をレンタルし、遊歩道に沿ってロズニー周辺の美術館やパブリック・アート作品を散策しましょう。
ソニーでタスマニア州の風味を味わう
今夜は評判のソニー・レストラン(Sonny restaurant)でお食事を。黒板に書かれた日替わりメニューは、旬の食材や地元のワインが主役です。レコードの音楽とくつろげる雰囲気、親密な空間を満喫してください。予約は受け付けていませんので、早めに到着することをおすすめします。