バンダバーグガイド

ウミガメの赤ちゃんの孵化は、まさに感動の瞬間です。モン・レポス・リージョナル・パーク（Mon Repos Regional Park）に11月～3月に行くと、アオウミガメ、ヒラタウミガメ、アカウミガメが営巣する様子や、赤ちゃんウミガメが孵化して海へ向かう様子を観察できます。

レディー・マスグレイブ島（Lady Musgrave Island）への日帰り旅行で、グレート・バリア・リーフの絶景を楽しみましょう。レディー・マスグレイブ・エクスペリエンス（Lady Musgrave Experience）を利用すれば、ターコイズブルーの海に囲まれた島で、シュノーケリングやホエールウォッチング、ウミガメとのスイミングなど、さまざまなアクティビティを体験できます。

バンダバーグ・ラム（Bundaberg Rum）の創業は、1888年にまで遡ります。同社は、現在まで130年以上にわたりラム酒をブレンドしてきた一流の老舗です。自分だけのオリジナルラム酒をブレンドできるツアーに参加して、ラム酒の達人から知識を習得しましょう。また、醸造所ツアーで人気のラム酒が製造される過程を詳しく見るのもお勧めです。

バンダバーグ近郊の海沿いの町、アグネス・ウォーター（Agnes Water）とセブンティーン・セブンティ（Seventeen Seventy - 1770）でも、イルカウォッチングやサーフィンなどさまざまなアクティビティを楽しめます。実は、この町以北のオーストラリア東海岸では、サンゴ礁のためにサーフィンができません。東海岸最北端のサーフィンスポットでレッスンに参加して、大波に乗りましょう。

バンダバーグ植物園には、美しい植物以外の見どころもたくさんあります。10,000種を超える植物が栽培されている園内では、野生動物が見られるほか、サトウキビ用の貨物列車（本物）やヒンクラー・ホール・オブ・アビエーション（Hinkler Hall of Aviation）など、さまざまなアトラクションを体験できます。

レディー・エリオット島（Lady Elliot Island）は、まさに楽園です。サザン・グレート・バリア・リーフに浮かぶレディー・エリオット島では、環境に配慮した取り組みが行われています。この島には、一生の思い出となる体験が盛りだくさんです。ウミガメと一緒に泳いだり、マンタと並んで海に浮かんでみたりしましょう。夜は、ビーチ近くの静かなグランピング型キャビンで眠りに就きましょう。

曲がりくねった遊歩道「タートル・トレイル（Turtle Trail）」を徒歩または自転車で進めば、輝く海の絶景が目の前に広がり、野生動物にも出会えます。この人気が高い遊歩道の名称は、通過地点の一つであるモン・レポスの人気者、ウミガメにちなんで付けられており、距離は往復7.7kmです。

ウィンドミル・カフェ（Windmill Cafe）は、食事も施設の造りも最高です。このカフェは本物のオランダ式風車を改装して造られています。非常にユニークな外観を持つウィンドミル・カフェでは、地産の食材を一層美味しく、楽しく味わえます。食後には、カフェ自慢の美味しいジェラートを忘れずに。

美術展、ワークショップ、アーティストによる講演、教育プログラムなどが通年通して開催されているバンダバーグ・リージョナル・アート・ギャラリー（Bundaberg Regional Art Gallery）では、バンダバーグ近郊から国内全域まで、各地のアーティストが紹介されています。是非足を運んで、芸術への造詣を深めましょう。

バンダバーグの海岸線には絶景のビーチが多数あり、各地で多様なアクティビティを楽しめます。エリオット・ヘッズ（Elliott Heads）で岩のプールに入ってみたり、バロリン・ロックス（Barolin Rocks）で色鮮やかな魚たちとシュノーケリングを楽しんだりしましょう。また、ウッドゲート（Woodgate）では、のんびりと休憩するカンガルーも見られます。ビーチ巡りに、さっそく出発しましょう。