
ネイチャーズ・ウェイ:カカドゥとリッチフィールドを目指すロードトリップ7日間
ネイチャーズ・ウェイ:カカドゥと
ダーウィンを拠点として、見事な滝や豊かな文化、息を呑むほど美しい絶景に溢れた国立公園を探検しましょう。
Trip overview
外せない体験
- カカドゥに広がる大迫力の氾濫原を探検
- 秘境ニトミルク峡谷をクルーズで進む
- 天然の温泉で心身共にリラックス
1日目:ダーウィンからカカドゥ国立公園へ
ダーウィンでレンタカーを借り、アーネム・ハイウェイ(Arnhem Highway)を南東に進みカカドゥ国立公園(Kakadu National Park)に向かいます。2万年前まで遡るアボリジナルピープルの壁画が描かれた岩や落差200mの滝があるカカドゥ(Kakadu)は、文化と自然美の宝庫です。
アボリジナル文化に親しむ
アボリジナルピープルが所有、運営のツアー会社「パダクル・アボリジナル・カルチュラル・ツアー(Pudakul Aboriginal Cultural Tours)」を利用して、北部沿岸湿地(Northern Coast Wetland)で古代から暮らしてきた人々の風習や伝統について知識を深めましょう。ツアーでは、アボリジナルピープルの伝統食であるブッシュ・フードを試食し、クロコダイルを見学できるほか、槍投げなども体験できます。
湿地帯に生息する野生動物を観察
フォグ・ダム自然保護区(Fogg Dam Conservation Reserve)ではかつて稲作が行われていましたが、時代の流れと共にこの地での稲作は衰退しました。使われなくなった水田は現在、爬虫類やセイタカコウ(固有種の大型の鳥)、アオバネワライカワセミなどの生息地となっています。自分のペースで歩きながら、この地をゆっくりと探検しましょう。
巨大なクロコダイルのジャンプを目撃
ノーザンテリトリーは巨大なクロコダイルの生息地として知られています。アデレード・リバー・クルーズ(Adelaide River Cruises)やスペクタキュラー・ジャンピング・クロコダイル・クルーズ(Spectacular Jumping Crocodile Cruise)を利用して、怪力のクロコダイルが水中から飛び出す瞬間を目撃しましょう。
エアボートでビラボン(氾濫原)を探検
この地域の湿地帯には非常にユニークな生態系が育っています。ワイルドランズ・ウェットランズ・サファリ・クルージズ(Wildlands Wetlands Safari Cruise)のプロペラ付きエアボートに乗って、睡蓮やハスの花が咲くビラボン(氾濫原)を進みましょう。知識が豊富なガイドから、この地に生息する多様な野生動物について詳しく話を聞かせてもらえます。
ジャビルで宿泊
クロコダイル体験の一日の締めくくりには、ジャビル(Jabiru)にあるクロコダイルの形をした建物が印象的な「メルキュール・カカドゥ・クロコダイル・ホテル(Mercure Kakadu Crocodile Hotel)」に宿泊するのもお勧めです。このホテルは、大自然が広がるカカドゥ国立公園の見どころに向かう際の拠点として最適な立地となっています。
2日目:カカドゥ国立公園
今日はカカドゥの文化をとことん探りましょう。木道を辿り、古代のアボリジナルピープルが岩壁に刻んだ壁画を見に行きましょう。歴史を語る芸術を実際に目にする素晴らしい機会となるはずです。
バーデジリジ・ウォークを歩く
カカドゥでも特に興味深い景色が楽しめる短めの遊歩道として知られているバーデジリジ・ウォーク(Bardedjilidji walk)を辿りながら、モンスーン地帯特有の熱帯雨林で、空に向かって突き出す砂岩の柱を眺めながら木々が生い茂る川沿いの土手を歩きましょう。壁画や野生動物も見られるこのコースは、エキサイティングな発見に満ちています。
ウビアで古代の壁画を鑑賞
ウビア(Ubirr)にはオーストラリアの歴史的文化財を代表する見事な壁画があります。何千年もの昔から残る壁画群はインパクト満点です。しかも、この地に残る作品の中には、アボリジナルピープルが自分達と異なる人種に初めて遭遇した様子が描かれているものがあります。
イースト・アリゲーター・リバーをクルーズ船で川下り
自然と文化の両方を満喫できるグルヤンビ・カルチュラル・クルーズ(Guluyambi Cultural Cruise)のツアーに参加して、この地域に古代から暮らしてきた大地の伝統的所有者から、代々語り継がれてきた神話やストーリーを聞かせてもらい、アボリジナルピープルのサバイバル・スキルやブッシュ・メディスン(薬草)も教えてもらいましょう。このツアーでは、美しい景色が広がるアーネム・ランド(Arnhem Land)にも立ち寄ります。
ナワランジャから絶景を望む
ナワランジャ展望台(Nawurlandja Lookout)から荘厳な大自然の絶景を望みましょう。展望台周辺には絵葉書を思わせる断崖絶壁が連なっており、訪れる人すべてを魅了しています。絶景から目を向けると、野生動物や壁画も見ることができます。
3日目:カカドゥ国立公園
今日も引き続きカカドゥを探検し、ここだけでしか体験できない感動の瞬間を味わいましょう。国立公園内を歩きながら水路や水場、滝に立ち寄る一日は、忘れられないアドベンチャーとなるはずです。
モーター・カー滝に立ち寄る
モーター・カー滝(Motor Car Falls)まで往復4時間のコースを歩き、トップエンド(Top End)を代表する風景を満喫しましょう。緑豊かな熱帯雨林には、静かに流れる小川や冷たい水を湛えた遊泳可能な水場が各所に点在しています。モーター・カー滝は、雨季でも見学可能な数少ない滝の一つです。
水場に飛び込みクールダウン
四輪駆動車(4WD)用のルートを辿り、さらに1kmほどの距離を徒歩で進むと、カカドゥ奥地の静かで美しい景色が広がるマグク(Maguk)に辿り着きます。天然のプールに飛び込んで、澄んだ水で火照った体を冷やし、頭をスッキリさせましょう。
滝の上空をヘリコプターで遊覧飛行
カカドゥを代表する迫力満点の絶景スポットに、空高くそびえる断崖絶壁から轟音を上げて流れ落ちる滝があります。実は、この滝を最高のアングルで見ることができる人気のオプションがあります。その人気のオプションとは、ヘリコプターに乗り込み、空中から滝を見下ろすツアーです。威風堂々とした圧巻の眺めは、忘れられない思い出となることでしょう。
イエローウォーターをクルーズで進む
イエローウォーター・ビラボン(氾濫湖)をクルーズで進めば、大自然と一体化した感覚を味わえます。日没時に鏡のような水面をボートで滑るように進み、ビラボン(氾濫湖)に静かに潜むクロコダイルを観察し、野鳥のさえずりに耳を澄ませ、パステルカラーの水面を心ゆくまで眺めましょう。
クーインダ・ロッジに泊まる
カカドゥで最も設備のオプションが充実している宿泊施設はクーインダ・ロッジ(Cooinda Lodge)です。ヴィラやロッジに宿泊して、リゾートの木陰のプールや屋外ダイニング、リラックスした雰囲気を楽しみましょう。終日アドベンチャーを楽しんだ後にゆっくりと休息をとるのに最適な宿泊施設です。
4日目:カカドゥ国立公園からキャサリンへ
カカドゥに別れを告げたら、次はキャサリン(Katherine)へ向かいます。キャサリンは、キャサリン川(Katherine River)沿いにある賑やかな町です。
ワラジャン・カルチャー・センターに立ち寄る
ワラジャン・カルチャー・センター(Warradjan Cultural Centre)で、アボリジナルピープルのビニン族やムンガイ族の文化に親しみましょう。65,000年以上もの歳月を経て現代まで残されてきた伝統芸術を鑑賞したら、インタラクティブな博物館を見学して、この地域の伝統的所有者と挨拶を交わしましょう。
温泉でリラックス
森の木々に囲まれた敷地内の各所に天然の温泉が湧き出しているキャサリン・ホット・スプリングス(Katherine Hot Springs)は、この世で最高の癒しスポットかもしれません。心地良い温水に浸かって心身共にリラックスした後は、周辺の遊歩道を散歩しましょう。
聖地を訪れる
ディルピン・アーツ(Djilpin Arts)では、アボリジナル・ガイドによるツアーに参加して、秘密のスポットや先住民の聖地に案内してもらえます。ウォーターハウス・リバー(Waterhouse River)に沿って歩き、アボリジナルピープルの言葉で「メルクジュランブ(Melkjulumbu)」と呼ばれるベズウィック・フォールズ(Beswick Falls)まで向かうツアーでは、この地で育まれた文化に関する知識を深められます。
ショーを通してアウトバックの日常を知る
キャサリン・アウトバック・エクスペリエンス(Katherine Outback Experience)では、オーストラリアのアウトバックにおける実際の日常を垣間見ることができます。ノーザンテリトリーの歴史と文化を紹介するショーでは、若い馬の騎乗訓練や牧羊犬・牧畜犬のデモンストレーションが見られるほか、ストーリーテリングも聞くことができます。
5日目:エルセイ国立公園
キャサリン発の日帰り旅行には、エルセイ国立公園(Elsey National Park)がお勧めです。この国立公園は、オーストラリアの小説『ウィー・オブ・ザ・ネバー・ネバー(We of the Never Never)』の舞台となったことで有名です。温泉や史跡、古代の洞窟など、知る人ぞ知る見どころに溢れた魅力あるスポットを探検しましょう。
温泉プールでリラックス
年間を通して34°Cの心地良い天然の温水が湧き出るマタランカ温泉プールでは、朝日が照らす美しい風景を眺めながら澄んだ水で遊泳を楽しめます。この温泉プールは、極上の癒しを体験できる貴重なスポットです。
マタランカ近くのビター・スプリングスへ足を延ばす
マタランカ温泉プールのすぐ近くにあるビター・スプリングス(Bitter Springs)も、絵画のように美しい景色の中でリラックスできる人気の温泉プールです。ゆっくりと流れる川をイメージさせる温水プールが緑豊かな美しい森の中に設けられているビター・スプリングスでは、ファンタジーの世界に迷い込んだような気分を味わえます。なお、ビター・スプリングスの温水プールは雨季に閉鎖される場合があるので、事前に運営状況を確認してください。
洞窟群を探検
キャサリンへ向かう帰路では、石灰岩が形成したクッタクッタ洞窟(Cutta Cutta Caves)に立ち寄ってみましょう。洞窟内には多種多様なコウモリや野鳥が生息しているだけでなく、先住民の歴史やヨーロッパからの入植者の歴史の足跡が見事に残っています。
6日目:ニトミルク国立公園
キャサリンからニトミルク国立公園まではわずか30分の距離です。この場所の一番の見どころは、カヌー、クルーズ、ヘリコプターで巡ることができるニトミルク(キャサリン)渓谷(Nitmiluk (Katherine) Gorge)です。ニトミルク国立公園を終日探検したら、キャサリンへ戻り静かな夜を過ごしましょう。
パドルを手に取り、渓谷の間を進む
ニトミルク(キャサリン)峡谷には、言葉では表現できないほどの絶景が広がっています。渓谷にそびえる壮大な断崖絶壁は、川から眺めるのがお勧めです。カヌーを借りることができるので、ぜひ利用して自分のペースでパドルを漕ぎながら目の前に空高くそびえる大自然が作り出した見事な地形を見上げましょう。
遊覧飛行で渓谷を眺める
遊覧飛行を利用して、この地域の広大な自然の絶景を上空から眺めましょう。渓谷の崖の間を縫うように飛行しながら、ユニークなアングルで大自然の驚異を見ることができます。また、ツアー中はパイロットがこの地域の地形や文化に関する興味深い話を聞かせてくれます。
遊歩道を辿りハイキング
美しい風景が広がるニトミルク国立公園(ニトミルク国立公園)は、徒歩で巡るのもおすすめです。公園内には複数の遊歩道が整備されており、大迫力の絶景ポイントや、遊泳に最適な木陰の渓谷、見事な砂岩の絶壁などに通じています。
サンセット・クルーズに出発
ナビリル・ドリーミング・サンセット・ツアー(Nabilil Dreaming Sunset Tour)を利用して、ニトミルク峡谷の美しい風景に囲まれてディナーを楽しみましょう。ツアーでは、知識が豊富なガイドと共に先住民ジャオワン族の文化に溶け込みます。楽しい一日の終わりは美味しい3品のコースに舌鼓を打ちながら締めくくりましょう。
7日目:キャサリンからリッチフィールド経由でダーウィンへ
ダーウィンへの帰路では、少し時間を取ってリッチフィールド国立公園(Litchfield National Park)に寄ってみましょう。他の公園と比較して小規模なので、複数の自然の見どころを効率良く巡れます。
アリ塚を見学
リッチフィールドで最初に目にする自然の驚異は、マグネティック・ターマイト・マウンド(Magnetic Termite Mounds)です。そびえ立つ奇妙な数百個のアリ塚が、平原一帯に広がります。木道を辿りながら、これらのユニークなアリ塚について知識を深めましょう。
ブレイ・ロックホールでひと泳ぎ
リッチフィールド国立公園に立ち寄る際は、人気の遊泳スポットに行ってみましょう。ブレイ・ロックホール(Buley Rockhole)は、連なる小さな滝が静かに流れ込む美しい水場です。年間を通してほとんどの時期で遊泳可能ですが、泳ぎたい方は念のため利用状況を事前に確認してください。
ワンギ・フォールズで水遊び
ワンギ・フォールズ(Wangi Falls)の魅力は、輝く水が流れ落ちる滝だけではありません。滝周辺にある遊歩道をたどり、緑豊かな森を探検しましょう。ランチ休憩に最適な広々としたピクニックエリアもあります。乾季にリッチフィールド国立公園を訪れる場合は、帰路に就く前にワンギ・フォールズでひと泳ぎして行きましょう。
フローレンス滝でリラックス
駐車場から徒歩わずか3分で行ける展望台から、見事なフローレンス滝(Florence Falls)を望めます。岩肌を伝いながら水場に流れ込む美しい滝のパノラマを見下ろしましょう。また、渓谷の絶壁に沿って歩を進めると、やや深さがある水場に辿り着きます。ここで火照った体を冷やしましょう。
ベリー・スプリングスに立ち寄る
ベリー・スプリングス自然公園(Berry Springs Nature Park)は、まさに南国のオアシスです。公園内ではさまざまなアクティビティを楽しめます。水場でひと泳ぎした後は、すぐ近くにあるテリトリー・ワイルドライフ・パーク(Territory Wildlife Park)に立ち寄って爬虫類や野鳥を観察しましょう。公園で楽しい一日を過ごしたら、リッチフィールドに別れを告げてダーウィンへ向かいます。