
ダーウィンで過ごす3日間
ダーウィンで
落ち着いた雰囲気が漂うトロピカルな街ダーウィン(Darwin)では、文化体験だけでなくアウトドア・アドベンチャーも楽しめます。クロコダイル見学から見事な夕日を眺めるクルーズまで、熱帯性気候の州都ダーウィンの見どころを3日間の日程で味わい尽くしましょう。
外せない体験
生きたイリエワニを目の前で見る
ヘリコプターでアウトバックに点在するパブを巡るアドベンチャー
ダーウィン・ハーバーでジェットスキー
1日目:ダーウィンのミュージアムとマーケット
海でのクルージングや現地のアート・ギャラリー(美術館)をはじめとする見どころや体験を楽しめるダーウィンは、アボリジナル文化やアジア文化が息づくダイバーシティに富む一面を持つ一方で、戦時中の遺産が各所に残る興味深い街です。気になる体験に参加して、ダーウィンの歴史と文化に触れましょう。
ダーウィンの文化に触れる
市内各所にあるバラエティに富んだミュージアムやアート・ギャラリー(美術館)に足を運び、ダーウィンの歴史を詳しく学びましょう。世界大戦中の興味深いストーリーやアボリジナル工芸品、野生動物の標本など、好奇心をそそる展示が豊富に揃っています。
イーストポイント保護区でリラックス
ダーウィン市内で最大の面積を誇る公園「イーストポイント保護区(East Point Reserve)」は、地域の住民に愛されている憩いの場です。芝生の上でのんびりとピクニックを楽しんだり、湖でパドルボートに乗船したりと、一日中楽しく過ごせる公園です。特に、大海原が目の前に広がるダドリー・ポイント(Dudley Point)はこの公園の必見ポイントです。
ダーウィンでストリートアート鑑賞
ダーウィンのレーンウェイ(路地裏)を散策して、壁一面にカラフルに描かれたストリートアートを鑑賞しましょう。自分のペースでストリートアートを鑑賞したい方は、「ダーウィン・ストリートアート・フェスティバル(Darwin Street Art Festival)」アプリをダウンロードしてみましょう。セルフガイドツアーに役立つ情報が得られるほか、アーティストや作品の音声ガイドを聞くこともできます。
第二次世界大戦の軍用車でツアーに出発
ツアー会社「ダーウィン・ヒストリー・アンド・ウォータイム・エクスペリエンス(Darwin History and Wartime Experience)」では、第二次世界大戦(WW2)で使用されていた本物の軍用トラックに乗って歴史を辿るツアーが催行されています。このツアーでは、ダーウィン市内の史跡を巡りながら、現地で発生した歴史上重大なイベント(サイクロン「トレーシー」の直撃、WW2中の空襲など)の解説を聞くことができます。
ダーウィンで人気のストリートフードにトライ
多文化共生を見事に体現しているダーウィンでは、多国籍のストリートフードが人気です。木曜日から土曜日の間にダーウィンに滞在できる場合は、ミンディル・ビーチ・サンセット・マーケット(Mindil Beach Sunset Market)でカジュアルなディナーを楽しみましょう。マーケットに並ぶ屋台では、アジア料理をベースにした美味しいメニューが販売されています。マーケットはビーチ沿いと、ロケーションも最高です。
2日目:ダーウィンの野生動物と大自然
ダーウィンには、野生動物との出会いや大自然の絶景など、感動の瞬間が溢れています。ダーウィンで大自然に親しみましょう。
巨大なイリエワニと対面する
「現代に生きる恐竜」の異名を持つ獰猛なイリエワニを見に行きましょう。クロコザウルス・コーブでは、生きた固体が目の前で動く本物のスリルを味わえます。オーストラリア国内のクロコダイルの主要な生息として知られるダーウィンには、生きたワニを目の前で見られる場所が各地にあります。
ジェットスキーでアクセル全開
スリル満点の体験を求めている方は、海岸線から近い水上を走るジェットスキーにトライして、ダーウィン地域周辺に生息する海洋生物や沈没船を見学し、海岸線沿いの見事な景色を楽しみましょう。冷たい水しぶきが心地良いエキサイティングなジェットスキーに挑戦できるツアーにぜひ参加しましょう。これは、まさにダーウィンを代表する体験です。
植物園で散歩
ダーウィンに滞在中は、都会のオアシス「ジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園(George Brown Darwin Botanic Gardens)」で、絵画のように美しい熱帯植物の樹冠が作る木陰を散歩しましょう。手入れの行き届いた園内には、オーストラリア北部原産の植物や、その他各地に由来する熱帯植物が所狭しと植えられています。
波のプールで遊ぶ
ダーウィンには水辺で楽しく過ごせる場所が市内各地にあります。海辺のウォーターフロントには、20分毎に形や大きさが変化する波が人工的に生成されるプールがあります。暑い日の午後は、ダーウィン・ウォーターフロントで火照った体を冷やしましょう。
屋外で映画鑑賞
昼間の熱気が夜も残る熱帯性気候のダーウィンに滞在中は、星空の下で映画鑑賞を楽しみましょう。ダーウィン・ハーバーの隣にある屋外映画館(乾季のみ営業)は、ダーウィンで人気の夕涼みスポットです。軽食を準備して、満天の星の下で上演される映画を観に行きましょう。
トロピカルな街で乾杯
ダーウィンは小さな街ですが、日没後のイベントや見どころが充実している非常にユニークな観光地です。ライブ演奏を聴きながらトロピカルなクラフトビールを楽しめるバーや醸造所が市内各地にあり、オージーらしいナイトライフを見事に演出しています。
3日目:ダーウィンでゆっくりと流れる時間を楽しむ
ダーウィンでリラックスタイムを過ごしている方も、周辺の国立公園をアクティブに探検している方も、今日は自分へのご褒美としてスペシャルな体験を手配しましょう。
ヘリコプターでパブ巡り
ヘリコプターで行くパブ巡りツアーを利用して、トップエンドの広大なアウトバックの風景の中に点在する雰囲気満点のパブを巡りましょう。熱帯性気候のノーザンテリトリーを旅するには、キンキンに冷えたビールが欠かせません。
ノーザンテリトリー特産のバラマンディを釣りに行く
ダーウィン唯一の陸上フィッシングセンター「バラマンディ・アドベンチャーズ(Barramundi Adventures)」では、この地域の特産物として有名な魚であるバラマンディのフィッシングを体験できます。バリアフリー完備で車椅子でもアクセスできるので、どなたでも安心してアクティビティを楽しめます。
サンセットクルーズで夕陽を眺める
ダーウィンでは、息を呑むほど美しい金色に輝く夕陽を見ることができます。シャンパン付きのサンセットクルーズで、海に沈む雄大な太陽を眺めながらロマンチックなディナーを楽しみましょう。ダーウィン旅行の締めくくりを飾る思い出のイベントとなるはずです。
トップエンドの味にトライ
ダーウィンで過ごす最終日は特別なディナーで締めくくりましょう。海を見下ろすレストラン「ピーウィーズ・アット・ザ・ポイント(Pee Wee’s at the Point)」では、ワニ(クロコダイル)肉や天然バラマンディなどダーウィンならではの食材を活かしたメニューを楽しめます。