バイロン・ベイのおすすめ宿泊施設
クラシックなビーチ・ハウスからデザイナーによるシックなリゾートまで、バイロン・ベイにはあらゆる旅行客向けの宿泊施設があります。
原文:スー・ゴフ・ヘンリー
亜熱帯気候が特徴のニュー・サウス・ウェールズ州ノース・コーストのバイロン・ベイは、多くの人を魅了する不思議な力を湛えた美しい海岸です。古くからサーフィンの人気スポットでしたが、今ではオーストラリアのニューエイジの中心地となり、あらゆるスタイルのヨガ教室や新しいトリートメントが受けられる場所となっています。また、食を愛する人達、家族連れ、ゆっくりとしたライフスタイルを楽しむ人達にとっても、人気の旅行先です。
エレメンツ・オブ・バイロン
リラックスできる広々とした空間がお望みであれば、エレメンツ・オブ・バイロンがおすすめです。敷地は20ヘクタールの広さがあり、背後には美しい白砂の海岸が広がっています。街の外れのラグーンを取り囲む原生林の中や、スイレンに覆われた小川に沿って、94のヴィラが建てられています。豪華なリゾートプールのほか、緩やかな弧を描いた形のパビリオンにはコンテンポラリーなオープンエアのレストランがあり、新鮮な地元の味覚を味わうことができます。天国のようなオスプレイ・スパ(Osprey Spa)は、流木を取り入れた淡い色合いの内装でまとめられています。さまざまな種類の心地よいフェイシャルやボディのセラピーが用意されており、金、ダイヤモンド、ローズクオーツなどをイメージしたオーストラリア製の製品を使用しています。
144 Bayshore Drive, Byron Bay
クラークス・ビーチ・コテージズ
夏には、波の音が聞こえるシンプルなビーチ・ハウスで家族や友人と過ごす。どうやらこれはオーストラリア人のDNAに組み込まれているようです。ケープ・バイロン・トラスト(Cape Byron Trust)によって改装されたビーチ・ハウスでは、このようなライフスタイルを味わうことができます。トンプソン・コテージ(Thomson Cottage)、イメソン・コテージ(Imeson Cottage)、ミルデンホール・コテージ(Mildenhall Cottage)など、これらはブッシュランドに囲まれており、クラークス・ビーチの美しい眺めを楽しむことができます。元々は砂を採取するための作業場だった建物ですが、現代の快適さと、レトロな雰囲気をいくらか加えて美しく改装されました。ルーバー式の窓からは海風が入り、海に面した広いデッキはバーベキューに最適です。
Lighthouse Road, Byron Bay
バイロン・アット・バイロン
熱帯雨林での体験がご希望であれば、ザ・バイロン・アット・バイロン(The Byron at Byron)はいかがでしょうか。ヤシの木、ペーパーバーク、サイプレスパインなどの木々に囲まれた45ヘクタールもの敷地を誇る、豪華な全室スイートのリゾートです。網戸付きのポーチや広々としたリビングスペースは、リラックスするのに最高の場所です。快適なオープンエアのレストランからはプールを見渡すことができ、毎朝開かれる無料のヨガ教室、ジム、スパ、テニスコートなどの設備も充実しています。
77-97 Broken Head Road, Byron Bay
アーツ・ファクトリー・ロッジ
ピッグハウス・フリックス(Pighouse Flicks)ラウンジ・シネマやバイロン・ベイ・ブリュワリー(Byron Bay Brewery)の背後にある自然の森に囲まれた、アーツ・ファクトリー・ロッジ。バイロン・ベイで最もくつろげるホステルとして知られ、公共のスイミングプールにはハンモックも用意されています。ドミトリー、テント小屋、キャンプ場やキャンピングカーを選ぶことができ、カフェやホステルのキッチンも整っています。ブッシュ・タッカー・ウォークや、アボリジニの楽器であるディジュリドゥのレッスンや、週に一度のタレントショー、ヨガ、レイキ、アフリカのドラムセッションなども楽しめます。
Skinners Shoot Road, Byron Bay
ラエズ・オン・ワテゴス
ラエズ・オン・ワテゴスは、バイロンの穴場と言われているサーフィンビーチの背後にある、エキゾチックな魅力のあるホテルです。曲線を描く外観は、ギリシャ風の白漆喰塗りで、木製のよろい戸が付いています。インテリアはアートとアンティークで飾られ、床はイタリア産の大理石。家具のスタイルは折衷的で、モロッコ風のアーチ道も作られています。テラス式のレストランでは心地よいクッションを敷いた席からビーチを眺めることができ、オープンエアで食事を楽しめる素敵な場所です。小さなプールや落ち着いたスパもあります。町の灯台には容易に歩いて行くことができますが、これはオーストラリアの最東端の岬に立っています。
6-8 Marine Parade, Byron Bay
クラークス・ビーチ・ホリデー・パーク
美しいクラークス・ビーチを見下ろす自然林に囲まれた、ビーチフロントのホリデー・パークの魅力は、バイロン・ベイの美しさだけではなく、お財布にもやさしい目的地であること。家族連れには、ここ以上に素晴らしい場所を想像するのは難しく、キャビンの種類も豊富で、電気のある場所とない場所があります。遊び場、ショップ、ランドリー設備もあり、WiFiも無料で利用できます。隣には素敵なビーチ・バイロン・ベイ(Beach Byron Bay)レストランがあり、町のショップやカフェにも歩いて行けます。
1 Lighthouse Road, Byron Bay
ジ・アトランティック
3つのコテージから成る隠れ家は、バイロン・ベイの海で過ごすゆったりとしたスタイルに、カリブ海のゲストハウスの雰囲気を取り入れた装飾とバイロンのサーフィン文化をうまく組み合わせています。15室の客室には静かな亜熱帯の庭を見下ろすデッキが付いています。庭には寝椅子が点在し、小さなラッププールもあります。またアメリカのエアストリーム(Airstream)社製のキャラバン(トレーラーハウス)に泊まることもできます。宿泊客はさまざまな場所を共同で利用でき、その中には設備の整ったキッチンもあるため、地元のファーマーズ・マーケットで手に入れた食材でごちそうを作ることもできます。親切なスタッフからは地元の情報を聞き出せるほか、サーフボードや自転車を借りることができるので、地元民のように過ごせます。
13 Marvell Street, Byron Bay
オアシス・アパートメンツ・アンド・ツリートップ・ハウシズ
熱帯植物が茂る庭に建てられた、広々と開放的なオープンプランのアパートメントと、床の段差が面白い3層式のツリートップ・ハウス。ジ・オアシスは家族連れにぴったりの宿泊先です。温水プール、スパ、サウナ、ジム、テニスコートや、バーベキュー・エリアもあります。アラクウォール国立公園(Arakwal National Park)のブッシュや砂丘を越えて400mも歩いて行けば、広々としたタロー・ビーチ(Tallow Beach)に出ることができます。
24 Scott Street, Byron Bay