ニュー・サウス・ウェールズ州、マンゴ国立公園 © Destination NSW and NSW National Parks & Wildlife Service
マンゴ国立公園ガイド
世界で最も重要な考古学的遺跡の一つを探索しながら、ファースト・ネーションの豊かな歴史を学んでみましょう。
干上がった湖底と砂丘でできた月のような風景が広がるマンゴ国立公園(Mungo National Park)は、地球上ではあまり類を見ない場所です。ニュー・サウス・ウェールズ州のマンゴ国立公園はアボリジナルピープルの歴史と密接に関係があります。約4万年前のものと言われるマンゴ・レディ(Mungo Lady)とマンゴ・マン(Mungo Man)のなきがらが発見されたのはこの場所でした。ユネスコの世界遺産に登録されているこの場所を、ファースト・ネーションのガイドと一緒に見学し、オーストラリアの過去を覗いてみてください。
マンゴ国立公園はニュー・サウス・ウェールズ州の奥地にあります。車で行く場合、シドニーからは11時間、アデレードからは6時間、メルボルンからは6時間半です。二輪駆動車でも可能ですが、未舗装の道路を運転する必要があるため、レンタカーの場合は契約内容を確認してください。
- マンゴ国立公園に最も近い空港は、120 km離れたミルデューラ空港(MQL)です。レンタカーはここから利用できます
- 大雨の場合、マンゴ国立公園への道路が通行止めになる場合がありますので、行く前に状況を確認しておきましょう
- マンゴ国立公園周辺では食料、燃料、装備が手に入らないため、事前に計画を立てておくことが重要です。食料と燃料が入手できる最も近い町は、81km離れたプーンカリー(Pooncarie)です。
マンゴ国立公園は半乾燥気候で、夏は暑く、気温は昼と夜で大きく異なります。マンゴ国立公園を訪れるのに最適な時期は、温暖な天候の日が多い春と秋です。
- 繁忙期:オーストラリアの学校の休み期間
- 閑散期:秋(3月~5月)