Travel update: ex-Tropical Cyclone Alfred latest travel information for South East QLD and Northern NSW
ニュー・サウス・ウェールズ州、シドニー、シドニー・ハーバー © Destination NSW
車を運転するにしても、市内の便利な公共交通機関を利用するにしても、シドニーの街は容易に巡ることができます。
原文:マーク・サリバン
シドニーとその郊外にはさまざまな見どころがありますが、シドニー市内の移動は実に簡単です。市街地では、公共交通機関、道路、自転車道、遊歩道などの充実したネットワークを利用できます。さあ、バスや電車、フェリーに乗って出かけましょう。
ニュー・サウス・ウェールズ州、ベルモント、ベルモント・ワーフ © Destination NSW
シドニーでは、バス、電車、メトロレール、ライト・レール、フェリーなどの公共交通機関が充実しています。この交通機関網を利用するには、オパール・カード(Opal card)を購入するか、非接触型のクレジットカード、デビットカード、またはモバイルデバイスを使用する必要があります。
アドバイス:オパール・カードの代わりにクレジットカード、デビットカード、またはモバイルデバイスを使用する場合も、料金の支払い方法は同じです。
シドニーの玄関口となるのは、市の南にあるシドニー空港(SYD)です。国内線ターミナルと国際線ターミナルから市内へ行く方法はいくつかあります。
アドバイス:グループ旅行の場合は、タクシーやライドシェアで市内まで移動する方が料金が安くなります。
シドニーには、公共交通機関で行くことができるバリアフリーに対応した見どころがいくつもあります。車椅子や移動支援機器で公共交通機関を利用する場合は、トランスポートNSW(Transport NSW)のバリアフリーの旅行についてのページを確認してください。またはトランスポートNSWのトリップ・プランナー(Trip Planner)ツールを使用するときに、「Accessible services only(バリアフリー対応のみ)」のオプションを選択してください。
アドバイス:シドニー市が提供しているオンラインのアクセス・アンド・インクルージョン・マップ(Access and inclusion map)を利用すれば、市内のバリアフリー対応のトイレ、公共交通機関、駐車場を容易に探すことができます。
ニュー・サウス・ウェールズ州、シドニー、シドニー・トレインズ © Destination NSW
シドニーの鉄道網を利用すれば、市内を効率よく移動できます。シティ・サークルに乗って、サーキュラー・キー(Circular Quay)駅でハーバー・フェリーに乗り換えたり、タウンホール駅(Town Hall Station)周辺の商店街やセントラル駅(Central Station)の周辺を巡ったりしてみましょう。ルートを調べる際には、トリップ・プランナー・ツールが便利です。
シドニーのライト・レールには主要路線が3本あります。
シドニーでは広範囲にわたるバスの路線網が整備されています。多くのバスがウィンヤードやサーキュラー・キーから市内を抜けて、シドニー各地のサバーブ、ビーチや郊外へと向かいます。一部のバス路線は24時間年中無休で運行されています。
ファイアーフライ・エクスプレス(Firefly Express)、グレイハウンド(Greyhound)、マレーズ(Murrays)が運行している地域バスは、セントラル駅前のエディ・アベニュー(Eddy Avenue)から出発します。
美しくきらめくハーバーがあるシドニーは、フェリーで巡るのにうってつけです。フェリーはサーキュラー・キーからシドニー・ハーバーを巡る便が運航されており、ビーチサイドの見どころであるマンリー(Manly)、タロンガ動物園(Taronga Zoo Sydney)、ルナパーク(Luna Park)、バランガルー(Barangaroo)、ダーリング・ハーバー(Darling Harbour)などへ行くことができます。シドニー・フェリーのマップ・ガイドにすべての運航ルートが詳しく掲載されています。
シドニーの公共交通網に新しく加わった無人運転のメトロ。北部サバーブのチャッツウッド(Chatswood)からマッコーリー大学(Macquarie University)を経由してシドニーの北西部のタラウォング(Tallawong)までを結ぶメトロ・ノースウェスト線が運行されています。
ニュー・サウス・ウェールズ州、シドニー、美しい眺めを楽しむドライブ © Destination NSW
シドニーでは安全かつ簡単に車を運転できますが、タクシー、ライドシェア、公共交通機関を組み合わせて移動する方が楽な場合もあります。またシドニー郊外の素晴らしい見どころを楽しむツアーを予約して、また運転は他の人に任せるのも一案です。
空港や市内でレンタカーを借りる場合は、宿泊するホテルで毎日の駐車料金がかかるかどうかを確認することをお勧めします。路上駐車は無料の場所と有料の場所があります。また安心して利用できる駐車場が市内全域にあります。
アドバイス:電気自動車を借りる場合は、こちらから充電ステーションの地図を見ることができます。
シドニーはタクシー会社が多数あります。
アドバイス:ドライバーの判断によって、運賃の前払いを求められる場合があります。
シドニーではウーバー(Uber)、オーラ(Ola)、ディディ(DiDi)などの大手のほか、地元のゴーキャッチ(GoCatch)といったライドシェアのサービスを利用できます。
アドバイス:女性旅行者の場合は、女性ドライバーによる女性のためのライドシェア・サービスであるシーバ(Shebah)で乗車予約をすることもできます。(成人男性が認可されたチャイルドシートを必要とする子供を連れて移動する必要がある場合は、このサービスを利用できます。)
ガイド付きツアーを利用して、シドニーでの時間を有効活用しましょう。パーソナライズド・シドニー・ツアーズ(Personalised Sydney Tours)やシドニー・プライベート・デイ・ツアーズ(Sydney Private Day Tours)など、市内とその周辺を半日または一日で巡るカスタマイズ可能なドライブツアーを行っているツアー催行会社が多数あります。
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シドニーのおすすめ宿泊施設
ニュー・サウス・ウェールズ州、シドニー、オペラハウスの近くを走るバス © Big Bus Tours
サーキュラー・キーから出発する乗り降り自由(ホップ・オン・ホップ・オフ)なビッグ・バス・ツアーズ(Big Bus Tours)では、オープントップの二階建てバスから街の見どころを眺めることができます。ビッグ・バスでは、セントラル駅から出発するボンダイ(Bondi)行きのツアーも催行しています。
水上タクシーは、ハーバーサイドの見どころとウォーターフロントのレストランの間を効率よく行き来できる楽しい移動手段です。水上タクシーは、シドニー・ハーバー周辺の公共および民間の桟橋から乗ることができます。
ダーリング・ハーバー、サーキュラー・キー、マンリーのエンターテインメント地区に並ぶ埠頭から出発するクルーズで、地元の人しか知らないシドニービーチや人里離れた入り江を探検してみましょう。
水上飛行機でのフライトでは、シドニー・ハーバーを違った角度から見ることができます。シドニー・シープレーンズ(Sydney Seaplanes)とシドニー・バイ・シープレーン(Sydney By Seaplane)は、どちらも市内の東部にあるローズ・ベイ(Rose Bay)にある拠点から、シドニー・ハーバーとその周辺の海岸を巡る観光ツアーを催行しています。
アドバイス:シドニー・シープレーンズとシドニー・バイ・シープレーンを利用して街の北部にあるウォーターフロントの高級レストランまで行き、思い出に残るランチを楽しむこともできます。
自転車専用道路が広範囲にわたって整備されているので、シドニー周辺でのサイクリングも簡単に楽しめます。自転車を借り、シドニー市が提供しているサイクリング・マップをダウンロードして、自転車専用道路、歩行者との共用道路、交通量の少ない道路を利用する旅の計画を立ててみませんか。
アドバイス:シドニーの道路や歩道では、電動スクーターやセグウェイでの通行は禁止されています。