![南オーストラリア州、カンガルー島、ハンソン・ベイ・サンクチュアリー、木の枝に立ち頭上の葉を見上げるコアラ © Tourism Australia](/content/australia/ja_jp/things-to-do/wildlife/where-to-have-a-koala-encounter/_jcr_content/hero/mobile.adapt.768.high.jpg)
南オーストラリア州、カンガルー島、ハンソン・ベイ・サンクチュアリー © Tourism Australia
コアラと出会える場所
コアラに会わずして、オーストラリア旅行は終われません。コアラが見られる全国のベストスポットをご紹介します。
世界初にして最大のコアラ保護区、ローンパインコアラ保護区(Lone Pine Koala Sanctuary)は、明るい日射しが降り注ぐクイーンズランド州都ブリスベンのすぐ近郊にあります。1927年にたった2頭のコアラで開園して以来、コアラとあらゆる種類の野生動物が健康に暮らせる環境づくりのセンターとして、長く活動に打ち込み続けています。コアラ・エクスペリエンス(Koala Experience)に申し込めば、この愛らしいオージーアニマルについて詳しく知り、ついでに写真を(何百枚も)撮ることができます。
ゴールド・コーストでは、カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリー(Currumbin Wildlife Sanctuary)を訪ねましょう。50頭以上のコアラや、ビルビー、カンガルー、ウォンバットなどの地元の動物たちが生息する保護区です。さまざまな野生動物についてのトークを聞いたり、食事を見学したりして、保護区のかわいらしい住民について知識を深めることができます。また、カランビン・ワイルドライフ・ホスピタル(Currumbin Wildlife Hospital)は、怪我をしたり具合が悪い動物を野生に復帰させるための治療を施す動物病院。これも一見の価値があります。
南オーストラリア州本土の沖合に浮かぶカンガルー島は、紺碧の海に囲まれた自然のままの島で、多様な野生動物が生息することで有名です。思い出に残るコアラ体験を確実にするには、ハンソン・ベイ・ワイルドライフ・サンクチュアリー(Hanson Bay Wildlife Sanctuary)のガイド付きウォーキングをどうぞ。その後、毎日コアラが見られるカンガルー島ワイルドライフ・パーク(Kangaroo Island Wildlife Park)に立ち寄り、ピクニックをしてカンガルー、クオッカ、ヘビにも会いましょう。このセンターは、傷ついたり親を失った野生動物を専門に扱うレスキュー・センターも運営しています。
タロンガ動物園(Taronga Zoo)は、シドニーを象徴するハーバー内をフェリーで渡った先にあります。壮大なハーバーの景色と現地の野生動物をあわせて楽しめる、シドニーのアトラクションの中でも特に有名な場所の一つです。小道を通ってブッシュランドを散策しながら、木の上でうたた寝をするコアラなど、いろいろな動物たちの姿を楽しみましょう。「コアラ・エンカウンター」を予約して、絶滅の危機に瀕している有袋類コアラについて飼育員から学んだ後、近くの木の枝にいるコアラと一緒に写真を撮りましょう。
カバシャム・ワイルドライフ・パーク(Caversham Wildlife Park)では、コアラたちに会えるのはもちろん、コアラを守る保護活動の取り組みについても学ぶことができます。また、淡水クロコダイルからハリモグラまで、哺乳類、有袋類、鳥類、爬虫類などを含めさまざまな動物を見ることができます。毎日の動物プレゼンテーションや、インタラクティブな農場ショーは、特に子供たちに大好評です。
レイモンド島(Raymond Island)では、自然の中でのんびりと過ごすコアラがたくさん見られます。この小さな島への移動手段は、ペインズビル(Paynesville)から無料で乗れるフェリー。島内を動き回る足には、ライド・ザ・コアラズ(Ride the Koalas)の自転車が一番です。1時間のセルフガイド・ツアーで、手つかずの自然を探検しながら、頭上の木の枝にコアラの姿を探しましょう。走行中にはカンガルーやハリモグラを見かけることもあります。
グレート・オーシャン・ロード(Great Ocean Road)の険しい海岸は、代表的な名所「12使徒(Twelve Apostles)」でよく知られ、地元民にも旅行者にも人気です。また、素晴らしい自然環境の中に愛らしいコアラが多く生息する地域でもあります。ワイルドライフ・ワンダーズ(Wildlife Wonders)に参加し、車椅子向けに整備されたアクセシブルなトレイルをたどって、緑豊かな保護区を楽しむことができます。この地域の生物多様性を自然保護活動家に説明してもらいながら、木々の上にコアラの親子を探して回りましょう。