![モン・レポ自然保護公園のビーチに放たれた赤ちゃんガメ © Lauren Bath モン・レポ自然保護公園のビーチに放たれた赤ちゃんガメ © Lauren Bath](/content/australia/ja_jp/things-to-do/wildlife/summer-animals-and-wildlife-events/_jcr_content/hero/mobile.adapt.768.high.jpg)
Mon Repos Conservation Park, Mon Repos, Queensland
観察したい夏の野生動物の暮らし8選
12月、1月、2月にオーストラリアで最も壮大な動物の姿を見るおすすめのスポット。
暖かくなると、オーストラリアの野生動物は活発になります。12月、1月、2月の暖かい夏の季節は、野生動物観察ツアーに参加して、オーストラリアの最も象徴的な生き物を見るのに最適な時期です。特に、多くの野生動物は、この時期には赤ちゃんを連れているからです。驚きの声を禁じえないでしょう。
赤いカニのカーペットを歩く
シャチの捕食行動に参加する
![ブレマー・ベイの近くの海で泳ぐシャチ © Keith Lightbody ブレマー・ベイの近くの海で泳ぐシャチ © Keith Lightbody](/content/australia/ja_jp/things-to-do/wildlife/summer-animals-and-wildlife-events/_jcr_content/mainParsys/imagewithcaption_420836713/LargeImageTile/largeImageSrc.adapt.740.medium.jpg)
西オーストラリア州、ブレマー・ベイ、シャチ © Keith Lightbody
時期:1月と2月
場所:西オーストラリア州、ブレマー・ベイ
最大のシャチの群れが餌を貪る光景を目の当たりにすることは、自然界で最もスリリングな体験の一つです。オーストラリアでそれを体験できる最高の場所は、アメリカのグランドキャニオンの2倍の深さの水中の峡谷であるブレマー・キャニオン(Bremer Canyon)です。それはブレマー・ベイ(Bremer Bay)の沖合にあり、アルバニーから東へ車で2時間の州の南海岸にあります。ここでは、毎年夏、何百匹ものシャチやダイオウイカ、マッコウクジラ、ホホジロザメ(グレート・ホワイト・シャーク)などのその他の捕食生物が集まり、捕食行動を起こします。非常に多くのシャチがいるため、ほとんど確実に目撃できます。可能性は98パーセントです。夏は繁殖期でもあるので、非常に大きいですが、非常にかわいらしいシャチの子どもを見るチャンスもあります。
カメの孵化を観察する
時期:12月、1月、2月
場所:クイーンズランド州、サザン・グレート・バリア・リーフ
小さなカメが卵から出てきて、海へと走り出すのを見ることは、人生を肯定する経験です。バンダバーグ(Bundaberg)(ブリスベンから北へ車で4時間半)の近くのモン・レポス・タートル・センター(Mon Repos Turtle Centre)では、オーストラリアの東海岸で最も多くのアカウミガメが巣を作っています。カメは11月から2月にかけて、夜にビーチで産卵します。孵化したてのカメが巣を離れ始める1月中旬から2月上旬に訪れると、同じ夜に親ガメと生まれたての子ガメの両方を見ることになるかもしれません。
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観察したい秋の野生動物の暮らし8選
オットセイの子どもが遊ぶところを見る
![フィリップ島のオットセイのコロニーを望むボート © Wildlife Coast Cruises フィリップ島のオットセイのコロニーを望むボート © Wildlife Coast Cruises](/content/australia/ja_jp/things-to-do/wildlife/summer-animals-and-wildlife-events/_jcr_content/mainParsys/imagewithcaption_1718980844/LargeImageTile/largeImageSrc.adapt.740.medium.jpg)
ビクトリア州、フィリップ島、オットセイ © Wildlife Coast Cruises
赤ちゃんウォンバットと一緒に歩く
![マリア島ウォークのウォンバットの隣でしゃがむハイカー © Tourism Australia マリア島ウォークのウォンバットの隣でしゃがむハイカー © Tourism Australia](/content/australia/ja_jp/things-to-do/wildlife/summer-animals-and-wildlife-events/_jcr_content/mainParsys/imagewithcaption_1904869308/LargeImageTile/largeImageSrc.adapt.740.medium.jpg)
タスマニア州、マリア島、ウォンバット © Tourism Australia
赤ちゃんカンガルーのようにジョーイと呼ばれる、赤ちゃんウォンバットよりもかわいい動物がいれば、見てみたいです。ホバート(Hobart)の東にある小さなマリア島(Maria Island)にはたくさんの動物や鳥が生息しており、「ノアの方舟」というニックネームがついています。何百匹ものタスマニアン・デビル、ワラビー、たくさんのウォンバットについて考えてみてください。実際、島に着いてこれらのずんぐりした小さな変わった動物のいずれかに遭遇するまで長くはかからないでしょう。それらは、約35kg前後の体重です。ウォンバットは一年中繁殖し、特に島が最も乾く夏に、草を横切って走り回り、子どもを集めようとするのを見るのは、笑いを誘います。
ウロコフウチョウのダンスを見る
![クイーンズランド州北端のアサ―トン高原の木の中のウロコフウチョウ © FNQ Nature Tours/James Boettcher クイーンズランド州北端のアサ―トン高原の木の中のウロコフウチョウ © FNQ Nature Tours/James Boettcher](/content/australia/ja_jp/things-to-do/wildlife/summer-animals-and-wildlife-events/_jcr_content/mainParsys/imagewithcaption_2145342872/LargeImageTile/largeImageSrc.adapt.740.medium.jpg)
クイーンズランド州、アサ―トン高原、ウロコフウチョウ © FNQ Nature Tours/James Boettcher
時期:1月
場所:ケアンズとノーザン・グレート・バリア・リーフ地域
踊れると思いますか?ケアンズの北にある雨林のコウロコフウチョウの動きを見るまで待ってください。この小さな鳥はスーパースターのようには見えないかもしれません。ターコイズブルーの斑点を除き、ほとんど地味な黒です。しかし、何と彼はダンスする方法を知っています。ビクトリア女王にちなんで名付けられましたが、先住民アボリジニのイディンジ(Yidinji)族からduwuduwuと呼ばれていて、その凝った求愛行動には、頭の上高くに翼をアーチ状にしたり、多くの翼の拍手や短い鳴き声、さらには横に揺れながらのトゥワーキングも少し含まれます。それはうっとりするほど魅惑的なので、見ているすべてのメスがオスの伸ばした翼の中に瞬時に落ちることは驚くべきことではありません。
オーストラリアで最も賢いトカゲを見つける
![カンガルー島のシロアリ塚のローゼンバーグ・オオトカゲ © Exceptional Kangaroo Island カンガルー島のシロアリ塚のローゼンバーグ・オオトカゲ © Exceptional Kangaroo Island](/content/australia/ja_jp/things-to-do/wildlife/summer-animals-and-wildlife-events/_jcr_content/mainParsys/imagewithcaption_2066827157/LargeImageTile/largeImageSrc.adapt.740.medium.jpg)
南オーストラリア州、カンガルー島、ローゼンバーグ・オオトカゲ © Exceptional Kangaroo Island
時期:12月、1月、2月
場所:南オーストラリア州、カンガルー島
オーストラリアのコアラは、かわいさでポイントを獲得するかもしれませんが、賢さに関しては、ローゼンバーグ・オオトカゲは賞賛に値します。1.5mの長さまで成長し、多少小型の恐竜のように見えるこれらの工夫に富んだ爬虫類は、夏の間アリ塚の中に卵を産みます。ゴアナローゼンバーグ・オオトカゲが孵化すると、約5か月間アリ塚に住み、準備されたシロアリを餌にします。シロアリにはあまり良いわけではありませんが、子どもが十分に食べられるようにするかなり巧みな方法だと認めなければなりません。カンガルー島への行き方は簡単です。アデレードから飛行機で30分、またはアデレードから車で2時間のケープ・ジャービス(Cape Jervis)からカーフェリーに乗ります。
エミューがひよこの世話をするのを見る
![フィン・ベイ国立公園で大人のエミューと一緒に歩くエミューの雛 © Australian Coastal Safaris フィン・ベイ国立公園で大人のエミューと一緒に歩くエミューの雛 © Australian Coastal Safaris](/content/australia/ja_jp/things-to-do/wildlife/summer-animals-and-wildlife-events/_jcr_content/mainParsys/imagewithcaption_1031972341/LargeImageTile/largeImageSrc.adapt.740.medium.jpg)
南オーストラリア州、エア半島、エミュー © Australian Coastal Safaris
時期:12月
場所:南オーストラリア州、エア半島
エミューがふわふわした縞模様の雛を世話している姿を見ると、子どもが欲しくなりますよね。彼らは本当にかわいいですから。ですが、親としての仕事をしているのはオスのエミューあることをご存知でしたか?メスは産卵すると、卵を孵化させるためにオスを残して巣を離れます。孵化は大変な仕事です。なぜなら、飲み食べせずに8週間巣に居ないといけないからです。
エミューは冬に巣作りしますが、夏までに雛が孵化し、父親が見守る中で、草原や広い森で餌を探し回る姿がよく見られます。彼らはアデレードから飛行機で1時間のエア半島(Eyre Peninsula)のコフィン・ベイ国立公園(Coffin Bay National Park)でぶらぶらするのが大好きなので、何匹かをほとんど確実に見つけることができます。