ダーウィンのおすすめ博物館、美術館、ギャラリー、劇場6選

原文：レア・ドビハル

ダーウィンには、アボリジナルピープルの芸術表現、生死を賭けた戦時中の物語、誇り高き航空の歴史が織りなす魅力的な文化があります。 

洗練されたアートギャラリーを隅から隅まで鑑賞したり、コメディショーを楽しんだり、歴史を深く掘り下げたり。これからご紹介するダーウィンの各施設で、お望みのものがきっと見つかります。

ノーザンテリトリー博物館・美術館

場所：19 Conacher St

ノーザンテリトリー博物館・美術館（Museum and Art Gallery of the Northern Territory）では、世界的に有名な芸術、科学分野の収蔵品展示や文化展が行われています。この博物館で最も有名な存在といえば、1970年代にダーウィンの人気釣り場でゴムボートを襲ったことで悪名高い、体長5.1mのイリエワニです。この愛らしいワニさんに「グッダイ（g’day）」と挨拶したら、ギャラリーが所蔵するアボリジナルピープルおよびトレス海峡諸島の人々のアート作品もぜひご覧ください。

ダーウィン・ヒストリー&ウォータイム・エクスペリエンス

場所：15 Smith Street

ダーウィンには圧倒的な戦時史があり、ダーウィン・ヒストリー&ウォータイム・エクスペリエンス（The Darwin History and Wartime Experience）では中でも特に心奪われる瞬間を追体験できます。第二次世界大戦で使われた本物の軍用車に乗り込み、ダーウィンの主要な軍事施設について学びましょう。弾薬貯蔵庫や砲台を見学して、第二次世界大戦のダーウィン空襲がこの街をどれほど変えてしまったのかについて話を聞きましょう。

メーソン・アート・ギャラリー

場所：7/21 Cavenagh St

ノーザンテリトリーには、オーストラリアでも特に豊かなアボリジナルアートの伝統があります。メーソン・ギャラリー（Mason Gallery）では、絵画、彫刻、織細工など、主にオーストラリア中部やトップエンドで生まれた本物のアボリジナルアートを目にすることができます。現代も続く世界最古の文化が生み出した作品を買って帰る絶好の機会です。

ダーウィン・エンターテイメント・センター

場所：93 Mitchell St

市内中心部に位置するダーウィン・エンターテイメント・センター（Darwin Entertainment Centre）は、ダーウィンのライブエンターテイメントの拠点です。舞台、ライブ音楽、子供のためのパフォーマンスなど、そのプログラムは変化に富んでいます。ウェブサイトで最新情報をご確認ください。

ロイヤル・フライング・ドクター・サービス

場所：45 Stokes Hill Road

オーストラリアのロイヤル・フライング・ドクター・サービス（RFDS）は、世界でも特に広域で活躍する航空医療機関です。観光施設、RFDSダーウィン・ツーリスト・ファシリティでは、2つの象徴的な物語を知ることになります。一つはロイヤル・フライング・ドクター・サービスの英雄譚、もう一つはダーウィン・ハーバー空襲の物語です。この両方の物語を、仮想体験、現役を退いた航空機、等身大のホログラムを通じて追体験できます。

ストリートアート

場所：市内各地

ダーウィンのストリートアートには思わず心を奪われます。年に一度のダーウィン・ストリート・アート・フェスティバル（Darwin Street Art Festival）のおかげで、有名アーティストによる新しい作品が毎年描かれています。古典的なグラフィティアートから大胆な色使いのアボリジナルアートまで、ありとあらゆる作品が、街角のあちこちにひっそりと、あるいは店先に堂々と描かれているのを目にするでしょう。フェスティバルのマップをチェックして、自由に散策をお楽しみください。