アッシュ・シリーズ
オーストラリアの夏の始まりをアッシュ・シリーズ(Ashes Series)で祝いましょう。オーストラリアの国技であるクリケットの試合シリーズのことです。
オーストラリアではクリケットは単なるスポーツではありません。友人とビーチでクリケットをして遊んだり、家族とバーベキューをしながら試合を見たり、騒々しいスタジアムの席から歓声を上げたりします。
アッシュ・シリーズは、オーストラリアとイギリスの間で戦われる5試合のシリーズで、テストと呼ばれる格調高い試合形式で行われます。このシリーズは2年に一回開催されるのですが、オーストラリアでの次回開催は2021年11月に始まります。
基本データ
- 場所:州都にわたって開催
- 開催日:2021年11月~2022年1月
- 料金:チケットの価格はイベントによって異なります
行き方
オーストラリアの各州都へのフライトは複数の国際ハブ空港から直行便があり、カンタス航空(Qantas)、ジェットスター(Jetstar)、ヴァージン(Virgin)などの航空会社を利用すると州都間の移動が簡単です。オーストラリアの都市に到着したら、公共交通機関のオプションをチェックしてクリケット場への移動を考えるか、タクシーに乗りましょう。
アッシュ・シリーズの楽しみ方
試合を見る
オーストラリアの夏を満喫するには、クリケットの試合を観戦するのが一番です。2021/22 アッシュ・シリーズ(2021/22 Ashes series)は、ブリスベンのクリケット場、ギャバ(Gabba)で始まります。席に着いて、オーストラリアとイングランドがシリーズに勝つために戦っている興奮を感じましょう。そして「オーストラリア応援団の通行手形」とも言える、あるものをお試しするのをお忘れなく。それはオーストラリアのミートパイを食べることです。また、オーストラリアのお気に入りのスポーツ娯楽をお味見するだけなら、この期間にはワン・デイとトゥエンティ20という試合形式でのクリケットの試合も開催されています。
メインイベントに参加する
アッシュ・シリーズは数週間にわたって行われ、5つのリベット試合が含まれますが、おそらく最も象徴的な試合はボクシング・デー・テスト(Boxing Day Test)とニュー・イヤー・テスト(New Year Test)です。メルボルン・クリケット・グラウンド(Melbourne Cricket Ground、略してMCG)では、12月26日に有名なボクシング・デー・テスト(Boxing Day Test)を開催し、熱狂的なサポーターが集まってクリケットの試合を応援します。元旦には、シドニー・クリケット・グラウンド(Sydney Cricket Ground、略してSCG)がファンでいっぱいになり、新年の夜明けだけでなく、オーストラリアと英国のクリケット・チームの激しい競争を祝います。
スタジアムを探索する
全国のクリケット・スタジアムは、このジ・アッシュズの到着に備えています。こういった素晴らしいアリーナを探索するのに試合が始まるのを待つ必要はありません。いくつかのツアーや体験が提供されています。パースのオプタス・スタジアム(Optus Stadium)は2018年にオープンし、座席数は60,000席に上ります。メルボルンのMCGにある国立スポーツ博物館(National Sports Museum)を散策して、ユニークなオーストラリアのスポーツ文化について理解を深めてみませんか。アデレード・オーバル(Adelaide Oval)は、最も爽快なスタジアム体験ができる場所です。アデレード・オーバル・ルーフクライム(Adelaide Oval RoofClimb)に乗り、きらめく街の景色を眺めながらカーブした屋根のラインを歩くという、一生に一度の体験をしてみませんか。
州都を探索する
アッシュ・シリーズはオーストラリアで最も活気のある都市で開催されており、クリケットが始まる前に行うアクティビティが不足することはありません。ブリスベンの美しいストーリー・ブリッジ(Story Bridge)に登って街の景色を一望し、下のプラットホームに向かってアブセイリングして、景色が飛ぶように流れるのを見て楽しみましょう。パースの見事なビーチを探索し(ビーチ・クリケットをすることもできます)、アデレードの市内中心部から車でわずか30分のワイン産地であるアデレード・ヒル(Adelaide Hills)で最高のワインを味わうのもおすすめです。夏のオーストラリアには、世界クラスのイベントもたくさんあります。シドニーを訪れてこの街の象徴的なニュー・イヤーズ・イブ・フェスティバル(New Year’s Eve festivities)に参加したり、メルボルンを訪れ、グランドスラム・テニストーナメントである全豪オープンを観戦してみましょう。