ワーキングホリデーの計画の仕方
生涯の思い出となる旅を計画しましょう。
気が重いと感じるかもしれませんが、オーストラリアでのワーキングホリデーを計画することは素晴らしい冒険の始まりでしかありません。究極のギャップ・イヤーの計画に取りかかる方法を紹介します。
ワーキングホリデーやギャップ・イヤーの計画の始め方
ギャップ・イヤーを計画するなんて気が重いと思うかもしれません。でも、いくつかの手順を踏んでいくと計画がまとまってきます。
最初のステップはワーキング・ホリデー・ビザの申請です。オーストラリアへの入国と滞在には有効なビザが必要です。インドネシア、マレーシア、シンガポール、スペインの国籍を持つ人は、ワーク・アンド・ホリデー・ビザ(サブクラス462)を申請します。カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、香港、日本、韓国、英国の国籍を持つ人は、ワーキング・ホリデー・ビザ(サブクラス417)を申請してください。対象国の完全なリストについては、内務省のウェブサイトをご覧ください。
適切なビザを申請した後は、オーストラリアの異なる都市や地域について少し調査してみましょう。あなたが興味を持っているのはメルボルンやシドニーのような大都市でしょうか?それとも、グレート・バリア・リーフ(Great Barrier Reef)を探索しにクイーンズランド州に行ってみたいと思うかもしれません。西オーストラリア州にはゆったりとした海辺の生活が待っていますが、ノーザン・テリトリーは自然の美しさや先住民アボリジニ文化との深いつながりが有名です。見事な風景と素晴らしい食事ならタスマニア州がおすすめです。オーストラリアの首都キャンベラを探索するのもよいでしょう。
オーストラリアをよく知ることで、どこから旅を始めたいか決められるでしょう。
ワーキング・ホリデー・ビザの申請方法
ワーキング・ホリデー・ビザの申請なんてめんどくさいと思うかもしれませんが、申請手順は極めて簡単です。まず、出生届、有効なパスポート、あなたに十分な資金があることを示す銀行の残高証明書(大体5,000オーストラリアドルが一般的です)などの書類のカラーコピーを用意します。
次に申請用紙に正確な情報を記入し、必要書類を添付します。ワーキング・ホリデー・ビザ(サブクラス417)は、オンラインで申請できます。ワーク・アンドホリデー・ビザ(サブクラス462)はオンラインで申請できるか確認するか、または紙媒体で申請してください。
申請後は、より詳しい情報や警察によるチェック、健康状態のチェックなどが必要であればオーストラリア政府から連絡があります。
オーストラリア内務省(Department of Home Affairs)のウェブサイトに記載されているステップに従って申請します。
ワーキング・ホリデー・ビザの申請後にすること
ワーキング・ホリデー・ビザのプロセスには数日から約70日かかることがあります。オーストラリア政府が追加情報や追加書類を求めてくることがありますので、あなたのイミアカウント(ImmiAccount)と登録したEメール・アドレスを定期的にチェックしましょう。
ビザが下りるのを待ってからオーストラリアへの航空券を予約しましょう。オーストラリアへはビザが下りてから12か月以内に入国し、入国後は12か月間の滞在が許可されます。このため、旅行を計画する前に滞在許可が下りていることを確認しましょう。
備考:オーストラリア政府観光局(Tourism Australia)はビザを発給する機関ではありません。ビザを発給するのは、オーストラリア内務省(Australian Government Department of Home Affairs)です。最新情報についてはウェブサイトをご覧下さい:https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-finder
このページの内容は情報を提供するものであり、法的アドバイスをするものではありません。法的アドバイスが必要な方は、オーストラリアの資格ある移民弁護士または移民エージェントにご相談ください。