
エアリービーチを巡る3日間の旅程
エアリービーチを
ウィットサンデー諸島(Whitsunday Islands)へのゲートウェイとして広く知られるエアリー・ビーチ(Airlie Beach)は、シュノーケリングにダイビング、ビーチ巡りにハイキングなどさまざまなアクティビティを楽しめる、南国の雰囲気が溢れる観光地です。
外せない体験
- グレート・バリア・リーフを上空と水中の両方から見る
- 真っ白な砂浜が広がる静かなビーチを訪れる
- 内陸部のヒンターランドに広がる熱帯雨林でアクティブな体験を楽しむ
1日目:エアリー・ビーチの土地勘を掴む
トロピカルな熱帯気候、パウダーサンドが広がるビーチ、スピード感溢れる水上でのアクティビティや熱帯雨林でのアドベンチャーなど、エアリー・ビーチには数えきれないほどの魅力が溢れています。

海岸沿いを散歩
エアリー・ビーチとキャノンベール・ビーチ(Cannonvale Beach)を結ぶバイセンテニアル・ウォークウェイ(Bicentennial Walkway)を歩いてみましょう。海岸線に沿って延びる全長4kmの遊歩道では心地良い潮風がそよぎ、道中には面白いスポットがたくさんあります。ひょっとしたら、ウミガメの姿が見られるかもしれません。

マーケットでお土産探し
毎週土曜日の午前中にジ・エスプラネード(The Esplanade)沿いにさまざまな店舗がオープンするエアリー・ビーチ・マーケット(Airlie Beach Markets)は、多くの人が訪れる賑やかなスポットです。テイクアウトのコーヒーを注文したら、現地の人達と会話を楽しんだり、新鮮な農産物を眺めたりと、マーケットの雰囲気を満喫しましょう。また、手作りのジュエリーや衣類、アート作品なども多数販売されているので、ぜひ見て回りましょう。
ラグーンで暑さを凌ぐ
トロピカルな街中を歩いた後は、人工のラグーン「エアリー・ビーチ・ラグーン(Airlie Beach Lagoon)」で火照った体を冷やしましょう。防波堤から内陸側、海面より少し高い位置に設けられたこのラグーンからは、コーラル・シー(Coral Sea)とウィットサンデー諸島(Whitsundays)を見渡せます。ラグーンでは年間を通して常にライフガードが監視しているので安全に水遊びを楽しめます。また、周辺にはピクニックやバーベキュー用のエリアが多数用意されています。
水上を疾走
スピードに乗ってスリルを味わいませんか?ウィットサンデー・ジェットスキー・ツアーズ(Whitsunday Jetski Tours)のツアーを利用して、息を呑むほど美しいターコイズブルーの海でアドベンチャーを楽しんだり、海に浮かぶ宝石のような島々を訪れたりしましょう。なお、アルティメット・アイランド・トレック(Ultimate Island Trek)には、パーム・ベイ・リゾート(Palm Bay Resort)のプールサイドで楽しむランチが付いています。
輝く夕日を眺める
夕暮れ時には、ドミノ・サンセット・セイル(Domino Sunset Sail)やサンダウナー・クルーズ(Sundowner Cruises)を利用して、ハーバー周辺で見事な光景を楽しむクルージングに出かけましょう。エアリー・ビーチが照り返す美しい夕陽を眺めながら、ウィットサンデー諸島で過ごす初日の夜に乾杯しましょう。
旅のスタイルに合わせて宿泊
エアリー・ビーチには、多様な旅のニーズに応える宿泊施設が多数あります。中長期滞在型のアパートメントやリゾート施設、ホテルのほか、宿泊用の設備が整ったチャーター船(利用は自分で操縦できる方に限られます)まで揃っているので、旅のスタイルに合わせてご希望の施設を選べます。どの宿泊施設を利用しても、オージーらしいバカンスを満喫できます。
2日目:海岸周辺と内陸部を探検
エアリー・ビーチで初日を過ごした翌日は、滝巡りや熱帯雨林のハイキングなど、海岸周辺と緑が生い茂るトロピカルなヒンターランド(クイーンズランド州南東部の内陸部)を探検しに行きましょう。
滝巡りに出発
遠くに浮かぶウィットサンデー諸島を望む海岸から内陸に入った地域に広がる緑豊かなヒンターランドには、滝やハイキングコースが点在しています。また、上を見上げると遥か頭上に見事に生い茂る樹冠が見えます。ヒンターランドの探検中は、淡水を湛えた水場「シーダー・クリーク・フォールズ(Cedar Creek Falls)」の冷たい水に飛び込んでみるのも一案です。
熱帯雨林を駆け抜ける
コンウェイ国立公園(Conway National Park)で、熱帯雨林に覆われた丘陵地帯、人気のないビーチ、大迫力のパノラマビューを満喫しましょう。公園内は徒歩でも十分楽しめますが、スピード感を味わいたい方には、セグウェイに乗って公園内を駆け抜けるウィットサンデー・セグウェイ・ツアー(Whitsunday Segway Tour)がお勧めです。このツアーでは、知識の豊富なガイドに付いて迷路のようなジャングルを巡りながら、現地の動植物を詳しく説明してもらえます。
「ビッグ・マンゴー」を見に行く
エアリー・ビーチから北に向かって1時間ほど車を走らせた所にあるボーウェン(Bowen)の町は、オーストラリアを代表するマンゴー生産地として有名なだけでなく、「ビッグ・マンゴー(Big Mango)」の巨大なオブジェも観光客の間で話題となっています。また、現地の彫刻家が手掛けた作品が町内の各所に置かれています。
絶景が広がるビーチを散歩
ボーウェンの魅力はマンゴーだけではありません。ホースシュー・ベイ(Horseshoe Bay)の見事な絶景を眺めながら静かなビーチで過ごす一日も、お勧めのプランです。ビーチからひと泳ぎすると、海の中に広がるサンゴ礁を見ることができます。なお、シュノーケリング用具はホースシュー・ベイ・リゾート(Horseshoe Bay Resort)でレンタルできます。
3日目:ウィットサンデー諸島を探検
ウィットサンデー諸島は世界遺産のグレート・バリア・リーフ海洋公園内にあり、水中・水上の両方で感動的な体験を楽しめます。
クルーズで最高の思い出作り
ウィットサンデー諸島には、コーラル・シー・マリーナ発のクルーズですぐ行けます。ツアー会社「レッド・キャット・アドベンチャーズ(Red Cat Adventures)」を利用すれば、グレート・バリア・リーフに浮かぶウィットサンデー諸島の島々を終日探検できます。レッド・キャット・アドベンチャーズの高速ボートでホワイトヘブン・ビーチ(Whitehaven Beach)に向かい、美しいサンゴ礁と煌めく真っ白な砂浜で最高のひと時を過ごしましょう。
リーフで過ごす一晩
日帰りの観光客が去った静かなコーラル・シー(Coral Sea)で、静かな夜を過ごしましょう。リーフ・スリープ(Reef Sleep)を利用すれば、グレート・バリア・リーフの海上に浮かぶポンツーン(平底ボート)に宿泊できます。また、ナイト・シュノーケルでは、周辺のサンゴ礁が夜間に活動する様子を観察できます。夜の海の貴重な光景を目にした後は、満天の星を見上げながら眠りに就きましょう。
ユニークな海洋生物を観察
グレート・バリア・リーフ(Great Barrier Reef)では、地球上で群を抜いて生物多様性に富んだエコシステムが見られます。グレート・バリア・リーフの海洋生物をじっくり観察したい方には、シュノーケリング・ツアーがお勧めです。ツアー会社「セイリング・ウィットサンデーズ(Sailing Whitsundays)」を利用すれば、豪華なカタマラン(双胴船)のクルーズでベイト・リーフ(Bait Reef)へ連れて行ってもらえます。また、グレート・バリア・リーフを日帰りではなく複数日で楽しみたい方には、プロセイル・ウィットサンデーズ(Prosail Whitsundays)の宿泊付きクルーズがお勧めです。
空から大ジャンプ
ウィットサンデー諸島は、島々を囲む息を吞むほど美しい海岸線で有名です。グレート・バリア・リーフとエアリー・ビーチの上空からタンデムで飛び降りるスカイダイビングにチャレンジすれば、ウィットサンデー諸島の見事な風景を空から眺められます。この地域は、他に比肩するものがないほどの絶景が望めるオーストラリア国内でも特に人気のスカイダイビング・スポットです。
どこまでも続く青い海を空から眺める
エアリー・ビーチから車で10分ほどの場所にあるシュート・ハーバー(Shute Harbour)からエアリー・ビーチ・ヘリコプターズ(Airlie Beach Helicopters)が運行するヘリコプターに乗り込んで、ウィットサンデー諸島を上空から眺める旅に出かけましょう。ヘリコプター・ツアーでは、ホワイトヘブン・ビーチ(Whitehaven Beach)に着陸してピクニックを楽しんだり、ハート形のサンゴ礁で有名なハート・リーフ(Heart Reef)の上を飛行したりできるほか、グレート・バリア・リーフのどこまでも続く青い海を上空から心行くまで眺められます。