ノーザンテリトリー、ダーウィン
ダーウィンガイド
アボリジナルピープルが用いる名称: ガッラミラ
アジア食品マーケットやクロコダイル見学から、野外シネマやサンセットクルーズまで、ダーウィンはのんびりした一面とエキサイティングな一面の両方を備えた街です。
暑い日中の名残を感じる夜に、カラフルな装飾やアウトドア・アドベンチャーを絶対に体験したいという方は、ノーザンテリトリー北部に位置するダーウィンを訪れてみましょう。ダーウィンでは、クロコダイルやクルーズだけでなく、豊かなアボリジナル文化も目にすることができます。市内のギャラリーや博物館、街中の通りは、アボリジナル・アートで溢れています。また、ダーウィンはアジアに近いため、活気あふれる食のシーンや賑わうナイトマーケットなど、アジアの影響を強く感じられる場所でもあります。
ダーウィン/ ガッラミラ伝統的所有者は、ララキアの人々です。ララキアの人々は、ダーウィンには一年で7つの季節があると考えています。それぞれの季節で気候、植物、動物に変化が生じるとされています。ダーウィンでは各種アボリジナル文化体験に参加して、ファースト・ネーションの文化、アート、食とのつながりを感じることができます。
- 伝統的な名称:ガッラミラ
- 先住民:ララキアの人々
- 伝統的な言語:ララキア語
- ララキア語の「グッダイ(G'day)」:ダランディーラ(Darrandirra)、ミレドマ(Miledma)、バルチウェイ(Batji-way)
ダーウィン国際空港には、国際線またはオーストラリア国内の他の州とテリトリーから乗り入れている国内線を利用して向かいましょう。
- ダーウィン国際空港(DRW)は市内から7kmで、国際線と国内線が乗り入れています
- ダーウィンを拠点として壮大なロードトリップに出発することができますが、国内の他の主要都市からの距離を踏まえ、まずは空路で到着してからレンタカーを利用するのが最も効率的でしょう
- レンタカー、タクシー、ライドシェア、シャトルサービスは、ダーウィン空港で利用できます
ダーウィンはオーストラリアで最も小さい州都なので、市内での移動は非常に簡単です。遊歩道やサイクリングロードを辿れば、ダーウィンの見どころの多くは徒歩で巡れます。ダーウィンには、人気の観光スポットに停車するきれいで安心なバスもあります。
ダーウィンの一年は非常に異なる2つの季節に分かれます。乾季は観光客に最も人気の時期で、ダーウィンのイベントやフェスティバルの多くはこの時期に開催されます。雨季には生い茂る緑や激しい夕立を目にすることができます。この時期は、ダーウィンの見どころの多くで混雑を避けられます。
雨季には開催されないツアーが一部あるのでご注意願います。雨季にダーウィンを訪れる計画を立てている場合は、開催されているツアーを事前にご確認ください。
- 繁忙期:乾季(5月〜10月)
- 閑散期:雨季(11月~7月)
- 必見ポイント:ミンディル・ビーチ・サンセット・マーケット(4月~10月)
ダーウィンには、バリアフリーに対応したさまざまな体験や宿泊施設の選択肢があります。
- 到着:ダーウィン空港(Darwin Airport)には、手荷物や空港内での移動に関するお手伝いが必要な方のためのバリアフリー・サポートがあります。
- 移動手段:ダーウィンの公共バスは、車椅子に対応するため、低床で伸縮式のスロープを備えています。
- バリアフリー体験のハイライト:ダーウィンには豊かで多様な歴史があります。ぜひ、この街のバリアフリー対応の博物館やギャラリーを訪れてください。もう少しスリルを味わいたいという方は、車椅子対応のバラマンディ釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
- 役に立つ参考資料:ノーザンテリトリーでのバリアフリー旅行のガイド(accessible travel guide)を参照して、宿泊施設を検索したり、旅程を計画したりしましょう。